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共通テナント管理の設定方法

共通テナント管理は、1 つの管理ツールを使用して、複数のサポートされている製品(CA Service Catalog を含む)に対してビジネス ユニットの作成および管理を同時に行うことを可能にします。 共通のテナント管理はマルチテナント管理とも呼ばれます。 共通のテナント管理を使用するために CA Service Catalog を設定するには、以下の手順に従います。

重要: このトピックは、CA Service Desk Manager がインストールされている場合のみ適用されます。また、CA Service Desk Manager リリースが r12.5 より古い場合は適用されません。

  1. 前提条件を満たしていることを確認します。
  2. CA Service Catalog との統合がサポートされるように、CA Service Desk Manager でテナンシーを設定します。

    重要: CA Service Catalog では、このプロセスおよびその関連の手順を完了するための前提条件として、CA Service Desk Manager で「サービス プロバイダ」タイプのテナントが必要になります。

  3. 共通テナント マッピング ファイルを作成します。

    このファイルでは、<bcsc> と CA Service Desk Manager の間でテナントをマッピングし、両方の製品で同じテナント構造が使用できるようにします。

  4. 共通テナント マージ ユーティリティの実行を準備します。

    このユーティリティは、共通テナント マッピング ファイル内の情報を使用して、<bcsc> と CA Service Desk Manager の間で共有されるテナント構造を作成します。

  5. 共通テナント マージ ユーティリティを実行します。
  6. 共通テナント管理の設定変数を指定します。
  7. 必要に応じて、主に CA Service Desk Manager を使用して共通テナントを管理します。
  8. オプションで、共通テナントの共通使用条件を実装します。
  9. ビジネス ユニット機能に対する共通マルチテナンシーの影響を確認します。