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テナント管理

組織階層をどのように構成するかを決めることは、CA Service Catalog の実装における重要なステップの 1 つです。 ビジネス ユニット（テナント）の階層構造は、さまざまなデータへのアクセスを制御します。 以下の要件によって、使用できるテナント管理方法が決定されます。

• CA Service Desk Manager r12.5 がインストールされている場合、共通テナント管理またはスタンドアロン テナント管理のどちらを使用してテナントを作成および管理するのかを決定します。
• CA Service Desk Manager がインストールされていない場合、または CA Service Desk Manager リリースが r12.5 より古い場合、共通テナント管理は適用できません。 したがってスタンドアロン テナント管理を使用する必要があります。

必要に応じて、共通テナント管理かスタンドアロン テナント管理かを決定します。以下を参照してください。

• 共通テナント管理では、<bcsｃ> と CA Service Desk Manager 用に 1 つのテナント構造を作成および管理します。 親テナントと子テナントを含むすべてのテナントの作成および管理は、CA Service Desk Manager のみで行われます。

  したがって、テナントの作成、コピー、切り取り、貼り付け操作は、CA Service Desk Manager のみで行うことができます。 同様に、テナントの共通（共有）属性の編集も CA Service Desk Manager のみで可能です。 <bcsｃ> は、テナント、その構造、共通属性を CA Service Desk Manager から継承します。 これらの機能は、<bcsｃ> において読み取り専用として表示されます。 <bcsｃ> では、<bcsｃ> 固有の属性は引き続き編集できます。

• スタンドアロン テナント管理では、親テナントと子テナントを含むすべてのテナントの作成および管理は、<bcsｃ> のみで行います。これらのテナントは <bcsｃ> にのみ適用されます。 テナント管理機能およびテナント属性は、<bcsｃ> と他の製品の間で共有されません。 CA Service Desk Manager がインストールされている場合、<bcsｃ> とは別に、テナント構造を作成および管理します。 スタンドアロン テナント管理はデフォルトです。
• テナント管理方法を選択するための考慮事項を確認します。
• テナント管理方法を選択するための推奨事項を確認します。
• テナントの移動に関する推奨事項を確認します。