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Data Repository の自動バックアップの設定方法(単一ノードおよびクラスタ へのインストール)

Data Repository をバックアップする必要が生じる場合があります。 たとえば、Data Aggregator をアップグレードする前、または cron ジョブによる自動バックアップを設定する前に Data Repository をバックアップします。 Data Repository をバックアップすると、予期しない障害の場合にアクセス可能な Data Repository のコピーが用意できます。

重要: 初めて Data Repository をバックアップする際は、フル バックアップが行われます。 このフル バックアップは、存在する履歴データの量に応じて、完了までに時間がかかる場合があります。 初期バックアップが実行されると、その後にスケジュールされるバックアップは増分バックアップになります。 日単位バックアップの場合、増分バックアップには、過去 24 時間以内(たとえば、最終バックアップ後に経過した時間)に発生したデータベース アクティビティのみを含める必要があります。

フル バックアップの実行後に増分バックアップを実行するには、フル バックアップの実行時に指定したのと同じ snapshotName、および同じバックアップ ディレクトリを Vertica バックアップ スクリプトに指定します。 これらの名前を変更すると、フル バックアップが実行されます。

Vertica (データベース)は、データを格納するためのデータ ファイルを作成します。 これらのファイルは、作成後に変更されることがありません。新しいファイルが作成されると古いファイルが削除されます。 この方法により、Data Repository のバックアップに、他のコンピュータへの高速なファイル レプリケーションをサポートする標準的な rsync ユーティリティを使用できます。 rsync の詳細については、http://everythinglinux.org/rsync/ を参照してください。

Data Repository の自動バックアップを設定するには、以下の手順に従います。

  1. バックアップの考慮事項を確認します
  2. 以下の手順のいずれかを実行します。
  3. Data Repository を設定します