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Data Repository バックアップの考慮事項

Data Repository をバックアップする前に、以下の情報を考慮します。

• Data Repository をバックアップするときは、Data Repository または Data Aggregator を停止する必要はありません。
• バックアップは、データベースのバックアップに使用する設定ファイルの指定した場所に格納されます。 バックアップ ファイルが含まれるディレクトリには、そのディレクトリにバックアップされる各ノードのサブディレクトリがあります。 サブディレクトリには、バックアップ スナップショットの名前が付いたディレクトリが含まれます。 スナップショット名は設定ファイルの snapshotName オプションを使用して設定されます。
• 増分バックアップは毎日実行します。 バックアップ処理には大量のリソースが必要になるため、業務時間外に実行することをお勧めします。
• Data Repository は、リモート ホストまたは同じホストにバックアップできます。

  注： 同じホストにバックアップする場合は、カタログやデータのディレクトリによって使用されるパーティションとは異なるパーティションにバックアップを保存してください。

• フル バックアップは週単位で実行します。 日単位のスナップショットはフル バックアップに依存します。 任意のスナップショットへのリストアは、フル バックアップの整合性に依存します。 フル バックアップに関する以下の情報を考慮します。
  • 週単位のフル バックアップそれぞれについて、.ini ファイルを 1 つ作成します。 特定のスナップショットへリストアするには、.ini ファイルが必要です。 .ini ファイルに一意の名前を付け、この .ini ファイルを初めて実行したときに、フル バックアップが実行されます。 このため、ディスク容量に注意することが大切です。 ディスク容量に余裕がない場合は、保存期間を現在の週に加えて 1 ～ 2 週間にすることを推奨します。 この解決方法には、毎週、週初めに最も古い週のバックアップを削除するという追加のメンテナンス処理が必要です。
  • /opt/vertica/bin/vbr.py -setupconfig コマンドを実行して新しい .ini ファイルを生成するか、現在の .ini ファイルのバージョンをコピーして、フル バックアップを行います。 既存の .ini ファイルを新しい .ini ファイルにコピーし、次に、新しい .ini ファイル内の「snapshotName」の値を変更します。

詳細：

Data Repository の自動バックアップの設定方法（単一ノードおよびクラスタ へのインストール）