自動バックアップ用の Data Repository を設定します。
次の手順に従ってください:
注: クラスタ インストールでは、クラスタに含まれている 3 つのホストのいずれからでも Data Repository にログインできます。 ただし、バックアップを開始する Data Repository ホストにログインすることをお勧めします。
/opt/vertica/bin/vbr.py --setupconfig
注: 設定ファイルのターゲット ディレクトリで、このコマンドを起動することをお勧めします。 データベース管理者ユーザの Linux ユーザ アカウントは、そのディレクトリへの書き込み権限を有する必要があります。
さまざまな質問およびステートメントに対して答えるように促されます。 質問とステートメントのリストおよびそれらへの典型的な応答の説明を以下に示します。
注: リストア ポイントを 7 に指定すると、Data Repository を最新のバックアップ、または過去 7 つの増分バックアップのいずれかにリストアできます。 リストア ポイントを 1 に設定した場合、Data Repository は最新のバックアップ、または直前の増分バックアップにのみリストアできます。 リストア ポイントの上限に到達すると、最も古いバックアップが削除されます。 リストア ポイントの数以上を保存するには、リストア ポイントを増やすか、設定ファイル内のスナップショット名を変更してください。 ただし、スナップショット名を変更すると一連の新たなフル バックアップが開始され、バックアップに必要なディスク領域が倍になります。
注: このパスワードは、Vertica 内のデータベース管理者アカウントのデータベース パスワードと一致する必要があります。
注: クラスタをバックアップしている場合、クラスタ内の各ノードに一致するホスト名の入力を求められます。 クラスタ内の各ノードをバックアップする必要があります。
注: クラスタをバックアップしている場合、クラスタ内の各ノードのバックアップ ディレクトリの入力を求められます。 クラスタ内の各ノードをバックアップする必要があります。
.ini ファイルを作成しているディレクトリに対する書き込み権限があることを必ず確認してください。 .ini ファイルへのフル パスを入力しない場合、/opt/vertica/bin/vbr.py(setupconfig コマンド)を実行したディレクトリにファイルが保存されます。
重要: 生成される設定ファイルにはクリア テキスト パスワードが含まれます。
メッセージが表示され、vbr 設定が「スナップショット名.ini」という名前の設定ファイルに保存されたことを示します。
/opt/vertica/bin/vbr.py --task backup --config-file configuration_directory_path_filename
以前に作成した設定ファイルのディレクトリ パスおよびファイル名を指定します。 このファイルは、バックアップ ユーティリティを実行した場所(/opt/vertica/bin/vbr.py)にあります。
例:
/opt/vertica/bin/vbr.py --task backup --config-file /home/vertica/vert-db-production.ini
ホストの信ぴょう性に関するプロンプトが表示された場合は、「はい」と回答します。
注: クラスタ インストールでは、クラスタに含まれているホストのいずれかにのみ、この手順を実行します。
Data Repository がバックアップされます。
dbPromptForPassword = True
dbPassword = password
注: 自動バックアップでは、対応するパスワードが指定された dbPassword 行を設定ファイルに残しておく必要があります。 dbPromptForPassword を False に設定します。
/opt/vertica/bin/vbr.py --task backup --config-file configuration_directory_path_filename
以前に作成した設定ファイルのディレクトリ パスおよびファイル名を指定します。 このファイルは、バックアップ ユーティリティを実行した場所(/opt/vertica/bin/vbr.py)にあります。
例:
/opt/vertica/bin/vbr.py --task backup --config-file /home/vertica/vert-db-production.ini
例:
/home/vertica/backup_script.sh
chmod 777 location_backup_script.sh/backup_script.sh
例:
chmod 777 /home/vertica/backup_script.sh
crontab -e
注: 毎日の混雑していない時間にスクリプトを実行する cron ジョブを作成することをお勧めします。
例:
00 02 * * * /home/vertica/backup_script.sh >/tmp/backup.log 2>&1
この例の cron ジョブは、毎日の午前 02:00 にバックアップ スクリプトを実行します。
重要: 初めて Data Repository をバックアップする際は、フル バックアップが行われます。 このフル バックアップは、存在する履歴データの量に応じて、完了までに時間がかかる場合があります。 初期バックアップが実行されると、その後にスケジュールされるバックアップは増分バックアップになります。 日単位バックアップの場合、増分バックアップには、過去 24 時間以内(たとえば、最終バックアップ後に経過した時間)に発生したデータベース アクティビティのみを含める必要があります。
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