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同じホストへの Data Repository バックアップの設定(単一ノードおよびクラスタへのインストール)

Data Repository は同じホストへバックアップできます。 クラスタ環境では、クラスタ内の各ノードをバックアップする必要があります。 ホストごとに異なるバックアップ ディレクトリを選択できます。

次の手順に従ってください:

  1. データベース管理者ユーザの Linux ユーザ アカウントとして Data Repository にログインします。

    注: クラスタ インストールでは、クラスタに含まれている 3 つのホストのいずれからでも Data Repository にログインできます。

  2. データベース管理者ユーザの Linux ユーザ アカウントに、パスワードなしの ssh キーが設定されていることを確認してください。

    注: クラスタ インストールでは、クラスタに含まれている各ホストに、パスワードなしの ssh キーを設定する必要があります。

    以下の手順に従います。

    1. パスワードなしの ssh キーが設定されているかどうかを確認するため、以下のコマンドを入力します。
      ssh hostname ls
      
      ホスト名

      Data Repository がインストールされているホストの名前を示します。

      パスワードなしの ssh キーがセットアップされている場合、パスワード入力は要求されません。 これ以外の操作は必要ありません。

    2. パスワードの入力を求められる場合は、プロンプトを無視して Ctrl + C キーを押します。 パスワードなしの ssh キーを持つデータベース管理者ユーザの Linux ユーザ アカウントをセットアップするため、以下のコマンドを入力します。
      ssh-keygen -N "" -t rsa -f ~/.ssh/id_rsa
      cp ~/.ssh/id_rsa.pub ~/.ssh/authorized_keys2
      chmod 644 ~/.ssh/authorized_keys2
      

      パスワードを求められないことを確認するには、以下のコマンドを再入力します。

      ssh hostname ls
      
      ホスト名

      Data Repository がインストールされているホストの名前を示します。

      重要: パスワードなしの ssh キーを設定しないと、Data Repository をバックアップできません。 バックアップを同じコンピュータに保存する場合でも、パスワードなしの ssh キーをセットアップします。

  3. バックアップ ディレクトリを作成するため、以下のコマンドを入力します。
    mkdir backup_directory
    
    backup_directory

    Data Repository をバックアップするディレクトリを指定します。 大量の空きスペースがあるディスク パーティション上のバックアップ ディレクトリを選択します。 これらのディレクトリにデータベース管理者ユーザによる書き込みができない場合は、chown および chmod コマンドを使用して、このユーザにディレクトリへのアクセス権を付与します。

    注: クラスタ インストールでは、データベースをバックアップする前に、バックアップ ディレクトリを作成します。 ホストごとに異なるバックアップ ディレクトリを選択できます。

    例:

    mkdir ~dradmin/backups
    

詳細:

Data Repository の自動バックアップの設定方法(単一ノードおよびクラスタ へのインストール)