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APM データベースの指定

以下の手順に従います。

  1. APM データベースを選択するように求められたら、PostgreSQL または Oracle を選択します。
  2. 表示されるプロンプト指示に従って、ご使用の環境に適切なデータベース インスタンスをインストールするか、指定します。

    PostgreSQL を選択した場合、以下のオプションがあります。

    Oracle を選択した場合、以下のオプションがあります。

  3. [既存のデータベースの選択]を選択した場合は、既存の APM データベースの接続情報を指定します。 [次へ]をクリックします。
    データベース ホスト

    APM データベースをホストするコンピュータの名前またはアドレスです。

    注: IPv6 アドレスを指定するには、角かっこでアドレスを囲みます。 たとえば、[0:0:0:0:0:FFFF:192.168.00.00] などです。

    データベース ポート

    APM データベースと通信するために Enterprise Manager によって使用されるポートです。 デフォルトは 5432 です。

    データベース名

    データベース インスタンスの名前。 デフォルトは cemdb です。

    データベース ユーザ名

    データベース ユーザ名には特殊文字と大文字は使用できません。 デフォルトは admin です。

    データベース パスワード

    データベース ユーザ名のパスワードです。 英数字のみが許可されています。

    注: APM データベースがファイアウォールの内側にある場合は、必ずデータベース ポートへのアクセスを許可するようファイアウォールを設定してください。

    インストーラによって、データベースへの接続が試行されます。 インストーラがデータベースに接続できない場合は、警告メッセージが表示されます。 インストーラがデータベースに接続できない状況には、以下のようなものがあります。

    既存のデータベースへの接続が成功すると、[データベース構成サマリ]ウィンドウが表示されます。 手順 10 に進みます。

    既存のデータベースへの接続が失敗する場合、[データベース設定の再入力]をクリックするか、続行するには[OK] をクリックします。 設定を修正せずに続行する場合は、インストーラが完了した後で、tess-db-cfg.xml ファイル内のプロパティを編集して設定を変更できます

  4. [データベースのインストール]を選択した場合、APM データベースのディレクトリ名を指定し、[次へ]をクリックします。

    デフォルトの APM データベース インストール ディレクトリは以下のとおりです。

  5. PostgreSQL データベース インスタンスのポート番号および管理アカウント情報を指定し、[次へ]をクリックします。
    データベース接続ポート

    APM データベースと通信するために Enterprise Manager によって使用されるポートです。 デフォルトは 5432 です。

    PostgreSQL 管理者ユーザ名

    PostgreSQL データベースの管理者権限がある PostgreSQL 管理者ユーザ アカウントです。 デフォルトのアカウント名は postgres です。

    PostgreSQL 管理者パスワード

    PostgreSQL 管理者ユーザ アカウントのパスワードです。 パスワードは組織のパスワード セキュリティ ポリシーに準拠している必要があります。

    [確認用パスワード]フィールドに、再度パスワードを入力します。

  6. [PostgreSQL サービス ユーザ]ダイアログ ボックスで、[OK]をクリックすると、パスワードが受け入れられます。 パスワードが組織のセキュリティ ポリシーに準拠していない場合は、[データベース管理者設定の再入力]をクリックして、パスワードを変更します。
  7. APM データベース スキーマの以下の情報を指定し、[次へ]をクリックし、手順 10 に進みます。
    データベース名

    APM データベース スキーマの名前を入力します。 デフォルト スキーマ名は cemdb です。

    データベース スキーマをアップグレードする場合は、アップグレードするデータベース スキーマの名前を使用します。

    データベース ユーザ

    APM データベース スキーマに関連付けるデータベース ユーザ名を入力します。 データベース ユーザ名に大文字と特殊文字は使用できません。

    パスワード

    APM データベース スキーマと関連付けられたデータベース ユーザのパスワードを入力します。 [確認用パスワード]フィールドに、再度パスワードを入力します。

    注: 既存のデータベース スキーマのバージョンがアップグレードに対して無効である場合は、スキーマを作成するかそのまま続行するかを選択できます。

  8. データベース タイプとして Oracle を選択した場合は、スキーマを更新するか、作成するか、または既存のスキーマを使用するかを選択します。

    ほとんどの場合、以前に[データベースのみ]オプションを使用してインストーラを実行していない限り、[スキーマのアップグレード]または[新規スキーマを作成]オプションを選択してください。 デフォルトでは、スキーマを更新または作成します。

    [既存のスキーマの使用]を選択する場合、有効な APM データベースがインストールされているかどうか、またはデータベース管理者によってインストールされる予定であるかどうかを確認してください。

  9. インストーラが、APM データベース スキーマのインストール先である Oracle データベースへの接続に使用する接続情報を指定します。
    データベース ホスト

    Oracle データベース インスタンスがインストールされているコンピュータのホスト名または IP アドレスを指定します。

    注: IPv6 アドレスを指定するには、角かっこでアドレスを囲みます。 たとえば、[0:0:0:0:0:FFFF:192.168.00.00] などです。

    データベース ポート

    Enterprise Manager が APM データベースとの通信に使用するポート番号を指定します。 デフォルト ポートは 1521 です。これは Oracle データベースの LISTENER サービスのデフォルト ポートでもあります。

    データベース SID 名

    データベース インスタンスの一意の名前である Oracle のシステム識別子 (SID) を指定します。 正常に接続するためには、データベース インスタンスが存在する必要があります。

    データベース ユーザ名

    APM データベース スキーマを所有するデータベース ユーザ名を指定します。 このユーザは、指定するデータベース インスタンスで有効な、既存のデータベース ユーザである必要があります。

    データベース パスワード

    APM データベース スキーマを所有するデータベース ユーザのパスワードを入力します。

    インストーラは、指定するデータベース ユーザ名の下に APM データベース スキーマを作成します。

    注: スキーマを作成する場合、指定するユーザ ネームスペースは空である必要があります。 インストーラでいずれかのテーブル、ビュー、またはその他のデータベース オブジェクトが検出されると、エラー メッセージが表示され、別のユーザ名を入力するように求められます。

  10. データベース構成サマリの設定を確認し、[インストール]をクリックして、続行します。