サービス管理者は、CA Server Automation を使用して、物理および仮想サーバ環境内のサービスを管理およびプロビジョニングします。 サービス消費者が必要なアプリケーションを必要なホスト マシン上で実行できるよう、簡単にプロビジョニングする方法を提供する必要があります。
サービス管理者にとって、サービス プロビジョニングは、アプリケーションとサービス テンプレートの定義で構成されます。 サービス テンプレートは、定義された順序で展開されたアプリケーションのセット(アプリケーション アクションのセットを含む)と、サービスを展開する方法および場所を決定するマシン テンプレートで構成されます。
サービス テンプレートは、サービス消費者にワンクリック サービス プロビジョニングを提供します。 消費者は、プロビジョニング用のサービス テンプレートを選択し、テンプレートを実行中のサービスとして展開するために必要なすべての追加情報を入力します。
CA Server Automation は、サービスのインスタンスを、サービス テンプレートの要件に一致するプロビジョニングされたリソースに展開します。
たとえば、2 層の Web アプリケーションおよびデータベース サービスの場合は、以下のようになります。
サービス管理者
サービス消費者
CA Server Automation は、アプリケーションを利用可能なサーバ リソースに展開し、サービス消費者に Web サービスを指定された場所で使用する準備ができたことを通知します。
CA Server Automation には、一連のすぐに使用可能なアプリケーション定義やサービス テンプレートが用意されています。これには、以下のサービスが含まれます。
CA Server Automation は、以下の環境へのサービス プロビジョニングをサポートします。
以下のプロセスは、サービス管理者がアプリケーションを組み合わせて、サービス消費者によるワンクリック サービス プロビジョニングを可能にするサービス テンプレートを作成する方法の概要を示しています。

プロビジョニングされたサービスをホストするために利用可能な環境とサーバ リソースを指定します。
サービス テンプレートで使用するデフォルトのマシン設定を指定します。
サービス テンプレート内の仮想マシンに適用するカスタム ライセンスとドメイン設定を指定および作成します。
アプリケーション、前提条件と制限事項、およびアプリケーションに対するリソースとオペレーティング システムの要件を指定します。
アプリケーションの実行を指定するには、以下のいずれかのタイプのアクションを定義します。
ステージング ディレクトリのアプリケーション ファイルと、それを展開するために必要なすべての実行アクション オプションを指定します。
アプリケーションの正常な展開を可能にするために必要な追加のコマンドがある場合は指定します。
アプリケーションの正常な展開に必要な設定またはプロパティ ファイルを作成または変更します。 たとえば、サイレント インストールの応答ファイルなどです。
CA ITCM ソフトウェア パッケージを、スタンドアロンのアプリケーション定義として、または別のアプリケーションの展開の一部として展開します。
CA Process Automation で定義されたプロセス ワークフローを、スタンドアロンのアプリケーション定義として、または別のアプリケーションの展開の一部として実行します。
アプリケーションのセットおよびその他のサービス テンプレートとそれらをホストするために必要なマシンを、展開可能なサービス テンプレートとして指定します。
アプリケーション定義とサービス テンプレートをファイルにエクスポートした後、それらを CA Server Automation の別のインスタンスにインポートします。
VMware vCenter 内で実行されているサービス インスタンスからサービス テンプレートとアプリケーション定義を作成します。
CA AppLogic テンプレートからサービス テンプレートを作成します。
サービスのインスタンスをサーバ環境に展開します。
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