前のトピック: vCenter 用の動的仕様の設定

次のトピック: アプリケーション インストールの実行


アプリケーションの定義

サービス プロビジョニングにおける最初の手順では、サービス テンプレートを構成するために利用可能なアプリケーションのセットと、それらを実行するために必要なアクションを定義します。

注: CA Server Automation は、そのインストール フォルダ内のデフォルトのステージング ディレクトリを使用して、サービス プロビジョニング用の実行可能ファイルを格納します。

次の手順に従ってください:

  1. 必要なすべてのアプリケーション ファイルをステージング ディレクトリ内の新しいフォルダにコピーします。

    重要: ライセンスの制限により、CA Technologies は、ライセンスされたアプリケーション ファイルの提供が禁止されています。 所有しているライセンスされたバージョンを使用してください。

    注: CA ITCM パッケージの展開などの一部のユース ケースでは、アプリケーション ファイルは必要ありません。

  2. [リソース]をクリックし、[エクスプローラ]ツリーで[オンデマンド サービス]を右クリックして[新規アプリケーション]を選択します。

    [アプリケーションの詳細]パネルに[アプリケーションの定義]ウィザードが表示されます。

  3. アプリケーションの[名前]、[説明]、[バージョン]、および[ベンダー]を指定します。
  4. (オプション)アプリケーションを[エクスプローラ]ツリー内のユーザ定義グループに整理できるようにするには、セミコロンで区切られたタグのリストを指定します。
  5. アプリケーションの実行可能ファイルを含むステージング ディレクトリ内のフォルダを[ファイルの場所]に指定します。
  6. (オプション)このアプリケーションの正常な展開を可能にするために実行する必要のある前提条件のアプリケーションがある場合は指定します。

    注: 前提条件のアプリケーションは、この手順を使用して定義してください。

  7. (オプション)アプリケーションに対する制限がある場合は指定します。 たとえば、サーバあたり 1 つのインスタンス、またはサービスあたり 1 つのインスタンスなどです。
  8. [次へ]をクリックします。

    [システム要件]パネルが表示されます。

  9. アプリケーションに対するリソース要件、サポートされるオペレーティング システムを指定し、[次へ]をクリックします。

    [インストール アクションの設定]パネルが表示されます。

  10. (オプション)プロビジョニング中にアプリケーション サービスを展開するために必要なアクションを定義するには、[+]をクリックします。

    [アクションの定義]ウィザードが表示されます。

    [アクション]入力を使用し、参考手順を参照して、以下のいずれかのアクションを指定します。

    アプリケーション インストールの実行

    ステージング ディレクトリのアプリケーション ファイルと、それを展開するために必要なすべての実行アクション オプションを指定します。

    注: 以下のユース ケースでは、アプリケーション ファイルの指定が必要ない場合があります。

    • CA ITCM ソフトウェア パッケージを展開する場合。
    • アプリケーションは、プリインストールされたアプリケーションがすでに含まれている、キャプチャされた VM テンプレートである。
    コマンドの実行

    アプリケーションの正常な展開を可能にするために必要な追加のコマンドがある場合は指定します。

    ファイルの作成および更新

    アプリケーションの正常な展開に必要な設定またはプロパティ ファイルを作成または変更します。

    CA ITCM ソフトウェア パッケージまたはグループの展開

    CA ITCM ソフトウェア パッケージを、スタンドアロンのアプリケーション定義として、または別のアプリケーションの展開の一部として展開します。

    CA Process Automation プロセスの実行

    CA Process Automation で定義されたプロセス ワークフローを、スタンドアロンのアプリケーション定義として、または別のアプリケーションの展開の一部として実行します。

    注: プロビジョニング中に実行されるのは、定義されたアクションがあるアプリケーションだけです。 参考手順では、アプリケーション定義中にアクションの設定を省略し、後で定義を変更することを前提にしています。

  11. (オプション) CA Server Automation が CA Configuration Automation と統合されている場合は、[次へ]をクリックし、このアプリケーションに関連付けるブループリントをすべて指定します。 ブループリントは、現在の展開と比較するためのベンチマークのソフトウェア展開を提供します。

    注: ブループリントの詳細については、CA Configuration Automation のドキュメントを参照してください。

  12. [終了]をクリックします。

    ウィザードは、このアプリケーションを[アプリケーション]ペイン内のリストに追加します。 このアプリケーションは、サービス テンプレートの作成で使用できるようになりました。