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チャージバック

チャージバック機能は、仮想マシンの使用を時間レートでチャージする方法を提供します。 CA Server Automation は、2 種類の価格設定の方式をサポートします。 物理システムおよび仮想マシン用のチャージバック方式では、個々の CPU、メモリ、および予約済みディスク リソースに対するチャージ設定が可能です。 Amazon EC2 インスタンス、IBM PowerVM 論理パーティション、および AppLogic を使用してプロビジョニングされた仮想マシン用のチャージバック方式では、層ベースの価格設定を使用します。 サポートされている各プラットフォームには、これらのメソッドの 1 つに基づく固有の価格設定モデルがあります。 すべてのチャージバック モデルのデフォルトは 0 (時間単位でのチャージなし)ですが、管理者は値を変更できます。 また、使用量チャージを示すレポートも利用できます。

: チャージバック レコードは一日の最後(午前零時以降)に作成されます。 オプション[過去 24 時間]では前日からのコストを取得します。

予約を作成すると、コストが表示されます。 予約要件を変更する場合、予約要求をサブミットする前に金額を再計算できます。

: チャージバックの使用の有無、一日あたりのコストを計算する頻度、計算データを保持する日数および使用する通貨を制御できます。 「チャージバックの設定」を参照してください。

リソース単位のチャージバック

物理システムおよび仮想マシン(Hyper-V および VMware)用のチャージバック ポリシーは、予約されているリソースに基づきます。 これは定額の時間レートにすることができますが、以下の状況(組み合わせは任意)に対して追加料金を適用することもできます。

チャージバック ポリシーの例として、時間レートが 25 セントで、複数の CPU、2 GB のメモリおよび 10 GB の領域を使用する場合は追加料金がかかります。

: ストレージ層が許可される場合は、ディスク領域に対して追加料金を使用することができません。 代わりに、時間レートが各層に割り当てられます。 したがって、チャージバックはストレージ層単位または追加料金のいずれか一方になります。 層の詳細については、「ユーザにストレージ層の選択を許可」を参照してください。

Amazon EC2 用の層単位のチャージバック

Amazon EC2 については、チャージバック ポリシーは利用可能な追加料金のない、時間あたりの定額料金で、以下のインスタンス タイプに基づきます。

IBM PowerVM 論理パーティション用の層単位のチャージバック

IBM PowerVM 論理パーティションについては、チャージバック ポリシーは利用可能な追加料金のない、時間あたりの定額料金です。 CA Server Automation には以下の層があります。

管理者は必要に応じてテンプレートの作成または編集時に追加することができます。

AppLogic アプリケーション用の層単位のチャージバック

Applogic アプリケーションについては、チャージバック ポリシーは利用可能な追加料金のない、時間あたりの定額料金です。 CA Server Automation には以下の層があります。

関連項目:

リソース単位のチャージバックの設定

ストレージ層のチャージバックの設定

Amazon EC2 用の層単位のチャージバックの設定

IBM PowerVM 論理パーティション用の層単位のチャージバックの設定

IBM PowerVM 論理パーティション用のチャージバック層の選択