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ドメイン オーケストレータのインストール

サードパーティのインストーラがサードパーティ コンポーネントをインストールした後、インストーラによって CA Process Automation インストール ファイルがホストにコピーされ、ドメイン オーケストレータ インストーラが開始されます。

このセクションでは、クラスタ化されていないドメイン オーケストレータ、またはクラスタ化されたドメイン オーケストレータの 1 つ目のノードをインストールする方法について説明します。

以下の手順に従います。

  1. [ようこそ]ページで、[次へ]をクリックします。
  2. 使用許諾契約に同意し、[次へ]をクリックします。
  3. 表示されたパスが Java ホーム ディレクトリへのパスであることを確認します。 [Java ホーム ディレクトリ]へのパスが表示されない場合は、以下の手順に従います。
    1. [参照]をクリックします。
    2. 正しい場所に移動します。
    3. 使用する Java Development Kit (JDK)を選択します。 たとえば、次を選択します。
      C:¥Program Files¥Java¥jdk1.7.0_21
      
    4. [次へ]をクリックします。

    JDK が検証されます。

  4. ファイルがコピーされる進捗状況をモニタします。
  5. CA SiteMinder と組み合わせて使用する CA Process Automation を設定するには、CA SiteMinder のすべての前提条件が満たされていることを確認します。 次に、CA Process Automation ドメイン設定画面の以下のフィールドにデータを入力します。
    シングル サインオン (SSO) の設定

    ドメイン オーケストレータを使用するように CA SiteMinder を設定するには、このチェック ボックスをオンにします。

    CA Process Automation で使用するのと同じ Apache ロード バランサで CA SiteMinder WebAgent が設定されていることを確認します。

    SSO 認証タイプ

    CA SiteMinder を設定するときに、認証タイプとして「ヘッダ」を選択します。

    認証タイプによって、ユーザが CA SiteMinder を介してログインしたときに CA Process Automation にユーザ ID を通知する方法が決まります。 ユーザは、[SSO 認証タイプ]リストに自動入力されるデフォルト値を選択できます。

    SSO 認証パラメータ

    CA SiteMinder を設定するときに、認証パラメータの名前を定義します。

    デフォルト値を受け入れるか、CA SiteMinder 設定に応じて新しい値を入力します。

    • IIS の SSO 認証パラメータとして sm_user を選択します。
    • Apache の SSO 認証パラメータとして SM_User を選択します。

    サーバ タイプ

    インストールのタイプを、[新規オーケストレータ]として指定します。

  6. 適切なアクションを実行します。
    ロード バランサの設定

    クラスタ化する可能性があるドメイン オーケストレータをインストールするかどうかを指定します。

    オン

    クラスタ化する可能性があるドメイン オーケストレータをインストールします。 このオプションを選択する前に、「NGINX ロード バランサの前提条件」または「F5 ロード バランサの前提条件」の手順が完了していることを確認します。

    オフ

    クラスタ化する可能性がないドメイン オーケストレータをインストールします。

    ロード バランサ ワーカ ノード

    ロード バランサ ワーカ ノードの名前を定義します。 最初にインストールされるドメイン オーケストレータがクラスタ内の最初のノードであるため、この値は通常 node1 です。

    Apache ロード バランサを使用している場合、エントリが、Apache ファイル <Apache のインストール先ディレクトリ>¥conf¥workers.properties でこのホストと関連付けられた 「worker.<ノード名>.host」変数のノード名と一致する必要があります。 以下の例では、変数値 node1 がここで割り当てる値です。

    worker.node1.host=DomainOrchestratorHostName
    

    workers.properties ファイルで「worker.abc.host」が指定されている場合、abc を入力します。

    F5 ロード バランサを使用している場合は、デフォルトを受け入れます (ワーカ ノードの値は F5 には関連しません。したがって、実行した F5 前提条件との結び付きはありません)。

    デフォルト: node1 (ダッシュなどの、特殊文字はサポートされていません)。

    パブリック ホスト名

    Apache サーバ、NGINX サーバ、または F5 サーバのパブリック ホスト名を指定します。 例:

    loadbalancerhost.mycompany.com
    
    • [シングル サインオン(SSO)の設定]チェック ボックスをオンにした場合は、このフィールドを、CA SiteMinder WebAgent が設定されている IIS/Apache の FQDN に設定します。
    • [ロード バランサの設定]チェック ボックスをオンにし、[シングル サインオン(SSO)の設定]オプションをオンにしていない場合は、このフィールドを Apache、F5、または NGINX ロード バランサの FQDN に設定します。
    パブリック ホスト ポート番号

    [セキュアな通信をサポート]チェック ボックスがオフになっている場合は、IIS/Apache (パブリック ホスト)または F5 ホスト用の HTTP ポートを定義します。

    Apache、F5、または NGINX ロード バランサのインストールおよび設定時にこの値を変更した場合は、その変更に合わせてこの値を更新します。 このポートは、[パブリック ホスト名]値と共に、CA Process Automation を参照するために使用されます。 例:

    http://public-host-name:80/itpam
    

    デフォルト: 80

    パブリック ホスト セキュア ポート

    [セキュアな通信をサポート]チェック ボックスがオンになっている場合は、指定されたパブリック ホスト用の HTTPS ポートを定義します。

    このポートは、CA Process Automation Web サービスにアクセスするために使用される URL の一部です。 このポートは、[パブリック ホスト名]値と共に、CA Process Automation を参照するために使用されます。 例:

    https://public-host-name:443/itpam
    

    デフォルト: 443

    セキュアな通信をサポート

    ロード バランサ(F5、NGINX、または Apache)が HTTPS を使用して通信を保護するかどうかを指定します。

    オン

    IIS または Apache (パブリック ホスト)が通信に HTTPS を使用することを示します。

    注: Apache の「セキュアな通信の設定」手順を実行した場合は、このオプションを選択してください。

    F5 が通信に HTTPS を使用することを示します。

    オフ

    IIS または Apache (パブリック ホスト)が通信に HTTP を使用することを示します。

    F5 が通信に HTTP を使用することを示します。

  7. [次へ]をクリックします。
  8. [会社]フィールドに会社名を入力し、[次へ]をクリックします。

    この入力は、CA Process Automation で[ヘルプ]-[バージョン情報]のクリック時に[この製品は次の方にライセンスされています]で表示される値になります。

  9. 証明書パスワードを入力し、再度入力してから[次へ]をクリックします。
    証明書パスワード

    パスワードおよびその他の重要なデータを暗号化する鍵へのアクセス権を制御するパスワードを定義します。 他のオーケストレータもインストールする場合や、オーケストレータにクラスタ ノードを追加する場合、この同じパスワードを使用します。 証明書パスワードは 1 つの CA Process Automation ドメインに固有です。

    証明書パスワードの確認

    このフィールドには、[証明書パスワード]フィールドでの入力内容に一致する内容を入力します。

    重要: [証明書パスワードの設定]ページで[次へ]をクリックする前に、後で参照できるように安全な場所に証明書パスワード エントリを記録しておいてください。 ドメイン オーケストレータおよびその他のオーケストレータ(クラスタ ノードを含む)を新しいリリースにアップグレードする場合、この証明書パスワードが必要となります。

  10. (Windows のみ)以下の[スタート]メニュー基本設定を指定し、[次へ]をクリックします。
    [[スタート]メニュー フォルダ名]

    [[スタート]メニュー フォルダを作成しない]をオフにしている場合、CA Process Automation [スタート]メニュー フォルダの名前を定義します。 デフォルトを受け入れるか、CA Process Automation の[スタート]メニュー フォルダの名前を入力します。

    デフォルト: CA Process Automation 4.0

    すべてのユーザ用のショートカットの作成

    CA Process Automation ドメイン オーケストレータがインストールされたサーバにログインするすべてのユーザに対して、指定されたメニュー フォルダの短縮名を表示するかどうかを指定します。

    オン: ショートカットを表示します。

    オフ: ショートカットを表示しません。

    [スタート]メニュー フォルダを作成しない

    [スタート]メニューに CA Process Automation のエントリを作成するかどうかを指定します。

    オン: CA Process Automation の[スタート]メニュー エントリを作成します。

    オフ: CA Process Automation の[スタート]メニュー エントリを作成しません。

  11. ドメイン オーケストレータが他の CA Process Automation コンポーネントおよびアプリケーションと通信する方法を定義するために以下のフィールドに入力し、[次へ]をクリックします。
    サーバ ホスト

    以下のいずれかのプロパティを定義します。

    • ドメイン オーケストレータの展開先のホスト システムのホスト名または IP アドレス。
    • ホスト システムへ解決される DNS エイリアス。
    表示名

    CA Process Automation の[環境設定ブラウザ]に表示するドメイン オーケストレータ名を定義します。

    • ロード バランサを設定しない場合、[表示名]はサーバ ホスト名と同じです。
    • ロード バランサを設定する場合、[表示名]はロード バランサがインストールされているサーバの FQDN です。
    セキュアな通信をサポート

    CA Process Automation への通信が、標準の基本的な通信ではなく、セキュアかどうかを指定します。 この値は、HTTP ポートを有効にするか、HTTPS ポートを有効にするかを制御します。

    オン: 通信に HTTPS プロトコルを使用します。

    オフ: 通信に HTTPS プロトコルを使用しません。 HTTP を代わりに使用します。

    サーバ ポート

    ドメイン オーケストレータがほかのオーケストレータおよびエージェントと通信する場合に使用するポートを定義します。

    デフォルト: 80(基本。HTTP)または 443(安全。HTTPS)

    HTTP ポート

    [セキュアな通信をサポート]チェック ボックスがオフになっている場合、Web サーバに使用される HTTP ポートを定義します。

    注: このポートは、CA Process Automation Web サービスおよび CA Process Automation ログイン画面にアクセスするために使用する URL の一部です。

    デフォルト: 8080

    HTTPS ポート

    [セキュアな通信をサポート]を選択している場合、このフィールドは CA Process Automation Web サービスおよびブラウザ ベース CA Process Automation UI にアクセスする URL で使用されるポートを指定します。

    デフォルト: 8443

    注: このフィールドへの入力を有効にするには、[セキュアな通信をサポート]を選択します。

    JNDI ポート

    Web サーバが使用する Java ネーミング サーバ ポートを定義します。

    注: このポートには、このホスト システムの外部からはアクセスできません。

    デフォルト: 1099

    RMI ポート

    Web サーバが使用する RMI ポートを定義します。

    注: このポートには、このホスト システムの外部からはアクセスできません。

    デフォルト: 1098

    SNMP ポート

    CA Process Automation の SNMP トラップ リスナ ポートを定義します。

    デフォルト: 162

  12. デフォルト パスを受け入れるか、スクリプトを実行する一時ディレクトリに移動します。 [次へ]をクリックします。

    このディレクトリはすべてのユーザによって書き込み可能である必要があります。

  13. PowerShell 設定を定義するために以下のフィールドに入力し、[次へ]をクリックします。
    PowerShell 実行ポリシーを設定

    PowerShell の使用を有効にするかどうかを指定します。

    オン: 指定されたパスの PowerShell 実行ポリシーを「Remote Signed」に設定して、PowerShell の使用を有効にします。

    オフ: PowerShell の使用を有効にしません。

    ホスト マシン上の PowerShell パス

    CA Process Automation は、PowerShell パスを自動検出します。

    注: [次へ]をクリックすると、インストール プログラムは、提供された PowerShell パスを検証します。

  14. CA EEM のセキュリティ設定を定義します。 この手順でのフィールドの表示順は、UI に表示されたフィールドの順序ではなく、依存関係によって決まります。
    1. 以下の必須フィールドに値を入力します。
      EEMサーバ

      CA Process Automation ユーザを認証し認可するために CA Process Automation が使用する CA EEM サーバの FQDN を定義します。 ハイ アベイラビリティ(HA)用の EEM を設定している場合、バックアップ CA EEM サーバも定義することができます。 サーバ名間の区切り文字としてカンマを使用します。

      EEM アプリケーション名

      CA EEM での CA Process Automation アプリケーション名の表示方法について定義します。 複数の CA Process Automation ドメインで同一の CA EEM サーバを使用している場合、それぞれの CA Process Automation ドメインが一意の EEM アプリケーション名を持つ必要があります。 ここで入力する名前が、CA EEM サーバのログイン ページのドロップダウン リストに表示されます。

      アップグレードの場合、このフィールドには、最初のインストールで使用された値があらかじめ格納されています。 この値は、CA EEM のユーザ グループ割り当て、カスタム ポリシー、およびカスタム グループを保持します。 CA EEM は、この CA Process Automation ドメインを識別するためにこの値を使用します。

      デフォルト: Process Automation

      FIPS に準拠している証明書の使用

      FIPS 準拠証明書を使用するかどうかを指定します。 この設定は、FIPS モードの CA EEM 設定と一致する必要があります。

      注: FIPS の CA EEM 設定を確認するには、CA EEM で[バージョン情報]をクリックします。製品仕様には、FIPS 無効または FIPS 有効があります。

      オン: CA EEM で、FIPS モードがオンに設定されます。

      オフ: CA EEM で、FIPS モードがオフに設定されます。

    2. このページを完了した後に、この CA Process Automation ドメインに対して指定したアプリケーション名を、CA EEM に登録する意思を示します。 登録プロセスにより、FIPS 準拠証明書または非 FIPS 準拠証明書のいずれかが生成されます。どちらになるかは、ユーザの選択によって決まります。 このチェック ボックスは、[登録]ボタンの上に表示されます。 選択は、典型的な設定です。
      CA EEM へのアプリケーションの登録

      CA Process Automation の「EEM アプリケーション名」値を CA EEM に登録して CA EEM サーバでのそのアプリケーションへの接続に CA Process Automation が使用する証明書を生成するかどうかを指定します。 接続は、CA EEM SDK が処理します。 入力を促すメッセージが表示されたら、CA EEM 内の CA Process Automation アプリケーションをアップグレードする意思があることを示します。

      オン: [登録]ボタンを有効にします。 (手順 16 を参照)。[EEM 証明書ファイル]フィールドを無効にします。 ドメイン オーケストレータの新規インストールでは、常にこのチェック ボックスをオンにしてください。 EEM セキュリティ設定フィールドへの入力が完了したら、[登録]をクリックします。

      オフ: [登録]ボタンを無効にします。 [EEM 証明書ファイル]フィールドを有効にします。

    3. 新規インストールでは、CA EEM にアプリケーションを登録しない場合にのみ、以下のフィールドにデータを入力します。 [参照]をクリックして、証明書ファイルの場所を見つけます。 証明書ファイルがアップロードされると、インストーラはファイルを次のディレクトリに配置します。
      <インストール先ディレクトリ>/server/c2o/.c2orepository/public/certification
      

      注: アップグレードを行っている場合、このフィールドには、ご使用の証明書ファイルへのパスが自動的に埋め込まれます。

      EEM 証明書ファイル

      CA Process Automation に対して使用する CA EEM 証明書ファイルを定義します。 通常、デフォルト値をそのまま使用できます。

      デフォルト

      [FIPS に準拠している証明書の使用]チェック ボックスがオンの場合は PAM.cer。

      [FIPS に準拠している証明書の使用]チェック ボックスがオフの場合は PAM.p12。

    4. 必要に応じて、以下のフィールドのいずれかに値を入力します。
      証明書キー ファイル

      必要に応じて(「注:」を参照)、[参照]をクリックし、証明書キー(たとえば、PAM.key ファイル)の場所を見つけます。 証明書ファイルがアップロードされると、インストーラはファイルを次のディレクトリに配置します。

      <インストール先ディレクトリ>/server/c2o/.c2orepository/public/certification
      

      注:

      • これが新規インストールのとき、FIPS を使用していて、登録する予定である場合は、このフィールドは不要です。 (登録プロセスにより、証明書を使用して証明書キー ファイルが生成されます。)
      • これが新規インストールのとき、FIPS を使用していて、登録する予定がない場合は、このフィールドは必要です。
      • アップグレードの場合、このフィールドには、ご使用のキー ファイルへのパスが入力されます。
      EEM 証明書パスワード

      FIPS を使用しない場合に必要です。 CA EEM 証明書パスワードを定義します。 このパスワードは PAM.p12 証明書を保護します。CA Process Automation は、PAM.p12 証明書を開いて使用するために、このパスワードを必要とします。

    5. CA EEM を設定して外部 LDAP ディレクトリからのユーザを参照する場合に限り、以下のフィールドにデータを入力します。 そうでない場合は、この手順はスキップします。
      デフォルトの Active Directory ドメイン

      (CA EEM リリース 12.51 を設定する際に、複数の Active Directory ドメインを参照する場合にのみ適用されます。 手順 17 を参照)。デフォルト ドメインとして使用する AD ドメインを指定します。 ここで指定されたドメインに属する CA Process Automation ユーザは、非認定のユーザ名で CA Process Automation にログインできます。 他の AD ドメインに属するユーザは、CA Process Automation にログインする際に、そのプリンシパル名(<ドメイン>¥<ユーザ名> または <ユーザ名>@<ドメイン>)とパスワードを指定する必要があります。 このエントリは、CA EEM が参照するユーザ ストアを対象に設定された複数の AD ドメインのうちの 1 つの[ドメイン]フィールド エントリと一致する必要があります。

      CA EEM を適切に設定して、プリンシパル名の <ユーザ名>@<ドメイン> 形式で認証が行われるようにする必要があります。

      注:参照されるユーザがその電子メール名でのログインを許可されるように CA EEM を設定する」を参照してください。

      NTLM パススルー認証の有効化

      CA Process Automation ユーザを認証するために CA EEM が NTLM プロトコルを使用するかどうかを指定します。

      オン: NTLM パススルー認証を有効にします。 CA EEM は、CA Process Automation を参照するユーザを認証するために NTLM プロトコルを使用します。

      オフ: NTLM パススルー認証を無効にします。 CA Process Automation にアクセスするユーザは、CA Process Automation のログイン ダイアログ ボックスで、認証情報を入力する必要があります。 CA EEM は、参照されている Microsoft Active Directory と認証情報を照合して、ユーザを認証します。

  15. CA EEM に、設定済みの「EEM アプリケーション名」値を登録するか、または登録を省略します。 登録プロセスにより、必要な長さの CA Process Automation 証明書が生成されます。

    以下の箇条書きでは、ユース ケースについて説明します。

  16. (オプション) CA EEM 設定をテストし、外部ディレクトリから参照するように CA EEM を設定した場合は、まずテスト ユーザを作成する必要があります。 テスト ユーザは、選択した Active Directory から取得して、PAMAdmins グループに割り当てるユーザです。 以下の手順に従います。
    1. CA Process Automation が使用する CA EEM を参照します。 以下の URL を使用します。
      https://<ホスト名>:5250/spin/eiam
      

      [CA Embedded Entitlements Manager]ダイアログ ボックスが表示されます。

    2. [アプリケーション]ドロップダウン リストから、[EEM アプリケーション名]フィールドに設定した名前を選択します。
    3. 「EiamAdmin」と入力し、設定した CA EEM 管理者パスワードを入力します。
    4. [ログイン]をクリックします。
    5. ID の管理]タブをクリックします。
    6. グローバル ユーザを選択する[ユーザの検索]の下で、[]または[名]を選択し、[]フィールドに名前または姓を入力します。 次に、[実行]をクリックします。 (値の部分入力も可。)

      ユーザの名前が[ユーザ]ペインの[ユーザ]の下に表示されます。

    7. 名前をダブルクリックして、ロードされたユーザ アカウントを表示します。

      ユーザ アカウントには、ユーザの詳細用の 2 つのセクションがあります。 上のセクションでは、CA Process Automation におけるユーザのロール用のグループを定義できます。 下のセクション「グローバル ユーザ詳細」には、外部ディレクトリからの情報が含まれています。

    8. 上のセクションの[アプリケーション ユーザの詳細の追加]ボタンをクリックします。

      [使用可能なユーザ グループ]リストには、各デフォルト ロールのグループが含まれます。

    9. PAMAdmins]を選択して右矢印をクリックし、[選択されたユーザ グループ]リストにそのグループを移動します。
    10. 保存]をクリックします。
    11. [ログアウト]をクリックします。
  17. (オプション) CA EEM 設定をテストします。 この手順では、CA EEM で定義されたユーザの認証情報の入力が要求されます。 CA EEM をローカル ディレクトリとして使用している場合(デフォルト)は、デフォルト ユーザの 1 人の認証情報を入力することができます。 CA EEM が外部ディレクトリを参照している場合は、自分の認証情報(前の手順が完了している場合)を入力します。
    1. [CA EEM 設定のテスト]をクリックします。
    2. CA EEM をローカル ディレクトリとして使用している場合、これが新規インストールであれば、[ユーザ名]に「pamadmin」、[パスワード]に「pamadmin」と入力して[OK]をクリックします。
    3. 外部ディレクトリから参照されるユーザ アカウントを使用している場合は、外部ディレクトリで定義されたユーザ認証情報を入力します。 これは、前の手順で作成したテスト ユーザのアカウントです。

    [EEM 設定の確認]画面に以下のフィールドが表示されます。

    接続

    CA EEM の設定画面で入力された値を使用して、指定された CA EEM サーバへの接続が確立できるかどうかを示します。

    制限: [OK]、[無効]

    注: 値が[無効]と評価される場合、以下のフィールドは表示されません。

    指定されたユーザは、ユーザ グループに属します

    ユーザを認証できるかどうか、すなわち、ログインが許可されるかどうかを示します。

    制限: [OK]、[無効]

    ユーザは Admin です

    ユーザに管理者タスクを実行する権限があるかどうかを示します。 PAMAdmins グループのメンバには、この権限があります。

    制限: [はい]、[いいえ]

    EEMのアップグレード

    EEM サーバの CA Process Automation アプリケーション スキーマがアップグレードされているかどうかを示します。 「アップグレードは必要ありません。」というメッセージが表示される場合、[OK]をクリックします。

    注: このフィールドは、値が[無効]の場合のみ表示されます。 値が[無効]の場合は、インスタンスをアップグレードします。

  18. 結果を確認して[OK]をクリックし、[次へ]をクリックします。
  19. ライブラリ データベース(リポジトリ データベース)設定を定義するために以下のフィールドに入力します。
    データベース タイプ

    データベース システムのタイプを指定します。 ドロップダウン リストから、サポートされているタイプを選択します。

    値: MySQL、MS SQL、Oracle

    注: このインストールが実稼働使用向けである場合、ベスト プラクティスは MS SQL または Oracle のいずれかを選択することです。 MySQL は負荷の軽いドメイン オーケストレータで使用する場合に適しています。

    ユーザ名

    データベース サーバ上でデータベースを作成する権限とデータベースにアクセスする権限を持つユーザ名を定義します。 アカウントには、サーバ上でデータベースを作成する権限、または既存のデータベースの所有権(DBO)が必要です。 以下の値がデータベースの選択に基づいて自動入力されます。

    • MS SQL: sa
    • MySQL: root
    パスワード

    指定したユーザ名に関連付けるパスワードを定義します。

    データベース サーバ

    データベース サーバのホスト名または IP アドレスを定義します。

    • [データベース タイプ]を MS SQL に設定した場合、ホスト サーバ上にある SQL Server インスタンスが 1 つのみであれば、データベース サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。これは、別のデータベース タイプを選択した場合も同じです (この名前はデフォルト インスタンスです)。
    • [データベース タイプ]を MS SQL に設定した場合、ホスト サーバ上にある SQL Server インスタンスが複数であれば、SQL Server の名前付きインスタンスを指定します。 書式として「ホスト¥インスタンス」を使用します(例: dbserver.mycompany.com¥pamdb)。
    • [データベース タイプ]を Oracle に設定した場合は、SID 名を入力します。
    データベース ポート

    データベース サーバ上で設定される接続ポートを定義します。

    • MS SQL では、デフォルト ポートは 1433 です。
    • MySQL では、デフォルト ポートは 3306 です。
    • Oracle では、デフォルト ポートは 1521 です。
    リポジトリ データベース

    ライブラリ オブジェクトやその他のデータを格納するデータベースの名前を定義します。

    オーケストレータにはそれぞれ独自のリポジトリ(ライブラリ)データベースを使用できます。 また、オーケストレータ間でライブラリ データベースを共有できます。 データベースはそれぞれ一意の名前が必要です。 この初期インストールでは CA Process Automation データベースの命名規則を確立することを検討してください。

    ドライバ Jar

    指定したデータベース タイプの JDBC ドライバ JAR ファイルを定義します。 インストール メディアの DVD1 フォルダ内のドライバ フォルダには、Microsoft SQL Server および Oracle データベース サーバ用のデフォルト ドライバが提供されています。

    デフォルト

    SQL Server: jtds-1.3.jar

    Oracle: ojdbc14.jar

    MySQL: [参照]をクリックして、ダウンロードした JAR ファイルに移動します(例: mysql-connector-java-5.1.18-bin.jar)。

    データベース照合

    MS SQL および Oracle のデータを並べ替えるためのルールを定義します。 大文字と小文字の区別、アクセント記号、カナ文字型、文字幅などをルール セットに含めることができます。 このフィールドはドロップダウン リストです。 ベスト プラクティスは、デフォルト値を受け入れることです。 MySQL では、このフィールドは表示されません。

    デフォルト: SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS

    接続文字列の使用

    Oracle データベースに接続する接続文字列を指定するには、このチェックボックスをオンにします。

    注: このチェックボックスは Oracle データベースでのみ有効です。

    接続文字列

    以下のいずれかの形式で jdbc 接続文字列を入力します。

    jdbc:oracle:thin:データベース サーバ:ポート番号:データベース名 
    
    jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=ホスト名)(PORT=ポート番号)) (CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=サービス ID)))
    
  20. [データベース設定のテスト]をクリックし、指定されたデータベース ポートおよび JAR ファイルを使用して CA Process Automation から指定されたデータベース サーバへの接続をテストします。

    データベースがないというメッセージが表示された場合は、メッセージを閉じ、[データベースの作成]をクリックします。 Oracle を除き、オーケストレータが必要とするデータベースはインストール時に作成できます。

    データベースの作成

    MS SQL または MySQL を指定した場合は、リポジトリ データベースを作成します。

    注: Oracle データベース サーバを使用する場合は、データベース サーバの前提条件のタスクの一部としてリポジトリ データベースはすでに作成されています。

    データベースが指定された名前で作成されていることを示すメッセージが表示されます。 [OK]をクリックします。 [Test Database]を、再度、クリックします。

  21. [次へ]をクリックします。
  22. ランタイム データベース情報を手動で、またはリポジトリ データベースのエントリから仕様をコピーすることによって入力します。 [データベース タイプ]が MSSQL または MySQL である場合は、[データベースの作成]をクリックします。 [データベース設定のテスト]をクリックします。

    [ランタイム データベース]フィールドは、2 つのフィールドを除いてリポジトリ(ライブラリ)データベースの[データベース設定]フィールドと同じです。 その他のフィールドの説明については、手順 20 を参照してください。

    メイン リポジトリからコピー

    ランタイム データベースの設定画面にライブラリ データベース設定をコピーするかどうかを指定します。

    オン: このダイアログ ボックスにライブラリ データベース設定をコピーします。 両方の CA Process Automation データベースに対して同じデータベース サーバを使用する場合は、このオプションにより時間を節約できます。 このオプションを選択する場合は、[ランタイム データベース]フィールドにランタイム データベース名を入力します。 次に、[データベース設定のテスト]をクリックします。 次に、[データベースの作成]をクリックします。

    オフ: このダイアログ ボックスにライブラリ データベース設定をコピーしません。 このオプションは、ライブラリ レコードに使用するデータベースとは異なるタイプのデータベースをランタイム データに使用する場合に適しています。

    ランタイム データベース

    ランタイム インスタンスが格納されているデータベースまたはスキーマの名前を定義します。 2 つのオーケストレータが同じランタイム データベースに指すことはできません。 一意の名前を入力してください。

    デフォルト: pam

    重要: オーケストレータ全体にわたってランタイム データベースを共有することはできません。 CA Process Automation をアンインストールしてから再インストールしても、ここで設定したランタイム データベースは変わりません。

  23. [次へ]をクリックします。
  24. 以下のいずれかの方法でレポート データベースを設定します。

    以下のフィールドの説明を参照します。

    メイン リポジトリからコピー

    [レポート データベースの設定]画面にライブラリ データベース設定をコピーするかどうかを指定します。 [レポート データベース]フィールドは、2 つのフィールドを除いてリポジトリ(ライブラリ)データベースの[データベース設定]フィールドと同じです。 その他のフィールドの説明については、手順 20 を参照してください。

    オン: このダイアログ ボックスにリポジトリ データベース設定をコピーします。 両方の CA Process Automation データベースに対して同じデータベース サーバを使用する場合は、このオプションにより時間を節約できます。

    オフ: このダイアログ ボックスにリポジトリ データベース設定をコピーしません。 このオプションは、ランタイム レコードに使用するデータベースとは異なるタイプのデータベースをレポート データに使用する場合に適しています。

    レポート データベース

    生成されたすべてのレポートを格納するレポート データベースの名前を定義します。 一意の名前を入力してください。

  25. [次へ]をクリックします。
  26. インストールに含める追加の JAR ファイル、通常は JDBC ドライバを選択します。

    デフォルトでは、サードパーティ ソフトウェアのインストールでアップロードされた JDBC ドライバが表示されます。これらの JDBC ドライバは選択されていません。 [ファイルの追加]ボタンを使用して、さらに JAR ファイルを追加することができます。

    展開する各 JAR ファイルを選択します。 CA Process Automation エージェントおよびオーケストレータ上で使用する JDBC オペレータに対して展開する、すべてのドライバを選択したことを確認します。 [ファイルの追加]ボタンを使用して、さらにドライバを追加することができます。

    JDBC ドライバに対するデザイナの要件を考慮する必要はありません。 ドメイン管理者は必要に応じて JDBC ドライバを展開できます。

    注: オーケストレータおよびエージェントのリソース(JDBC JAR ファイルを含む)の追加と管理に関する詳細については、「コンテンツ管理者ガイド」を参照してください。

    JAR ファイルの選択を確認し、[次へ]をクリックします。

  27. インストールの進捗状況をモニタします。 インストール プログラムは CA Process Automation コンポーネントをすべてコピーし、署名します。 インストールには数分かかる場合があります。
  28. [完了]をクリックして、インストール プログラムを終了します。

    これでドメイン オーケストレータのインストールは完了です。

    アップグレードまたはインストールの後に CA Process Automation を最初に開始する際は、データベース スキーマの調整のため、いくらか時間がかかる場合があります。 おおよその目安はデータ 1 GB 当たり 1 時間です。ただしこれは DBMS ベンダー、マシンの仕様、およびデータの量によって変わります。 オーケストレータの開始 ほかのシステム コンポーネントのインストールやアップグレードに進む前に、この最初のオーケストレータが正しく動作することを確認してください。