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NGINX ロード バランサ

クラスタ化オーケストレータは、共有ライブラリを使用し、単一のオーケストレータとして表示および動作する、ノードのセットです。 任意の CA Process Automation オーケストレータをクラスタ化して、高可用性、フォールト トレランス、およびスケーラビリティを確保できます。

NGINX HTTP Server などのロード バランサは、ドメイン オーケストレータを含む、すべてのオーケストレータのクラスタ化に必要です。 ロード バランサは CA Process Automation インストールの一部ではありません。 CA Process Automation をインストールする前に、ロード バランサをインストールして設定する必要があります。

CA Process Automation 4.2 で導入された簡略化された通信モードは、エージェントからオーケストレータへの一方向の持続的な接続を生成するために Web ソケットおよび HTTP を使用します。 CA Technologies は、この新しい簡略化された通信方法のために NGINX をサポートします。ただし、この方法には、新しい通信方法の使用に Web ソケットをサポートするものであれば任意のロード バランサを使用できます。

: Apache ロード バランサは、エージェントの簡略化された通信モードをサポートしません。そのため、この機能を利用するには、NGINX または Web ソケット ベースの別のロード バランサを使用します。 簡略化された通信方法を使用せずに、非推奨の通信方法を使用する場合は、Apache ロード バランサをインストールできます。

オペレーティング システムの互換性を確保にするために、NGINX ロード バランサを CA Process Automation の外側にあるホストにインストールします。 サポートされるオペレーティング システムについては、NGINX のマニュアルを参照してください。

ロード バランサが必要となるのは、クラスタ構成、および特定のシングル サインオン(SSO)構成のオーケストレータのみです。

重要: 既存のスタンドアロン オーケストレータをクラスタ化する場合は、ロード バランサをインストールして設定し、次にオーケストレータを再インストールします。