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参照されるユーザがその電子メール名でのログインを許可されるように CA EEM を設定する

CA Process Automation をインストールする際に、EEM サーバ設定の[グローバル ユーザ/グローバル グループ]を[Reference from an external directory]に設定できます。 その後、[複数の Active Directory ドメイン]を選択し、使用する可能性がある CA Process Automation ユーザが定義されている Microsoft Active Directory(AD)を指定できます。 CA Process Automation のインストール中に、デフォルト AD ドメインを指定します。 デフォルト AD ドメインに属するユーザは、そのユーザ名とパスワードで CA Process Automation にログインできます。 他の AD ドメインに属するユーザは、ログイン時に、そのプリンシパル名とパスワードを入力する必要があります。 プリンシパル名の標準的な書式は、<ドメイン>¥<ユーザ名> です。

Active Directory ユーザの電子メール アドレス(すなわち<ユーザ名>@<ドメイン>)でユーザを認証するように、CA EEM を設定できます。 userPrincipalName を使用して、ユーザを検索するために CA EEM を設定します。

以下の手順に従います。

  1. CA EEM 管理者として CA EEM にログインし、CA Process Automation のインストール時にセットアップしたアプリケーション名を選択します。
  2. 設定]タブを選択します。
  3. User Store]パレットで、[LDAP Attribute Mapping]を選択します。
  4. ユーザ認証フィルタを変更して、既存の属性マップから属性マップを作成します。 すなわち、samaccountName を userPrinciaplName に変更します。
    1. 名前のマッピング]ドロップダウン リストから[Microsoft Active Directory]を選択します。
    2. ユーザ検索]パネルでは、[ユーザ検索フィルタ]は以下のように表示されます。
      (&(objectClass=user)(!(objectClass=computer)))
      
    3. ユーザ認証フィルタ]フィールドを編集して、samaccountName を userPrincipalName と入れ替えます。 以下のサンプル結果を参照してください。
      (&(ObjectClass=user)(!(objectClass=computer)(userPrincipalName= ...
      
    4. {UserName} は、以下のように設定されます。
      ))
      
  5. 属性マップを保存します。 たとえば、[Mapping Name]フィールドに「madAuthMail」という名前を入力して、[保存]をクリックします。
  6. ユーザ属性マッピング データは、以下のように表示されます。

    ユーザ名: sAMAccountName

    名:givenName

    姓: sn

    表示名: displayName

  7. [LDAP ディレクトリ設定]の[一般]セクションに、手順 5 で作成した属性マップ名を入力します。 エントリが以下のテキストのようになっていることを確認します。

    名前: domain

    属性マップ: madAuthMail

    ドメイン: domain

    選択されたホスト名hostname:389

    プロトコル: LDAP

    ベース DN: ou=mylocation,dc=mycompany,dc=com

    ユーザ DN: cn=userid,ou=Users,ou=mylocation,dc=mycompany,dc=com

    ユーザ パスワード: passwordForUserid