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F5 ロード バランサの前提条件

クラスタ化された各オーケストレータは負荷分散を必要とします。 F5 ロード バランサがある場合、これを利用して、ターゲット オーケストレータのクラスタ化された複数のノード間でオペレータ リクエストや Web サービス リクエストの処理の負荷を分散できます。

クラスタ化されたドメイン オーケストレータまたは別のクラスタ化オーケストレータの最初のノードをインストールする前に、負荷分散の実行を目的として F5 を準備します。

まず、以下の情報を収集します。

次に、以下のF5 要素を設定して、それらの要素が CA Process Automation で機能するようにします。

  1. 各クラスタ ノードの F5 ノードの作成

    CA Process Automation では、ノードはオーケストレータ クラスタ ノードがインストールされている(または今後インストールされる可能性がある)ホストまたは仮想サーバを意味します。

  2. 各 CA Process Automation クラスタの F5 プールの作成

    CA Process Automation では、各プールに、同じクラスタ化オーケストレータに属するオーケストレータ クラスタ ノードが含まれます。

  3. CA Process Automation の F5 iRule の作成

    CA Process Automation では、iRule はクラスタ化オーケストレータのタッチポイントをターゲットにするオペレータ リクエストを転送します。

  4. CA Process Automation の F5 仮想サーバの作成

    F5 は複数の仮想サーバを持つことができます。 CA Process Automation は仮想サーバの 1 つとしてセットアップされます。

  5. HTTPS と簡略化された通信を使用するために F5 を設定します
  6. 通信検証のための F5 ロード バランサの準備
  7. F5 ロード バランサ上のスティッキー セッションを有効にします。 スティッキー セッションは、CA Process Automation クラスタで作動するために F5 上で有効である必要があります。