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[値内のマクロを展開]プロパティ

ベース オペレータ パラメータの値を定義するためにカスタム パラメータを使用するには(カスタム パラメータを使用する一般的な理由)、マクロとして扱う必要があります。 ベース オペレータ フィールドの値として使用するために、カスタム オペレータ パラメータに対するユーザ入力を許可するには、[値内のマクロを展開]プロパティを使用します。

これを行うには、まず[非表示]プロパティを設定します。 次に、[値内のマクロを展開]オプションを使用してベース オペレータ パラメータを設定します。 CA Process Automation では、([値内のマクロを展開]が設定されている任意のパラメータについて)ベース オペレータ パラメータ値からカスタム パラメータ名が検索され、そのカスタム パラメータ名はカスタム パラメータ値で置換されます。 これは強力な機能ですが、[値内のマクロを展開]オプションを設定する必要があるベース オペレータ パラメータを判断する際には注意が必要です。また、カスタム パラメータに名前を付ける場合、同じ名前を共有するカスタム パラメータで誤って文字列を置換しないように、独自の名前になるようにしてください。

たとえば、ベースとしてスクリプトを実行オペレータを使用して、カスタム オペレータを作成したとします。 スクリプトは、カスタム オペレータのユーザによって提供された入力に基づいて、いくつかのパラメータを渡すように定義されています。 エンド ユーザからのこの入力を取得するためのフォーム フィールドが追加されており、名前は for となっています。 ベース オペレータ内に 1 つのパラメータを追加し、値 for を入力して、[値内のマクロを展開]プロパティを true に設定します。 この設定によって、カスタム オペレータ フォーム フィールドに設定されたユーザの入力が、パラメータとしてスクリプトに適切に渡されます。

ユーザがこのカスタム パラメータに値 Steve を入力すると、スクリプトは値 Steve を持つ 1 つのパラメータを受け取ります。 ただし、ベース オペレータ パラメータ inLineScript に[値内のマクロを展開]プロパティを設定した場合は、スクリプト内で単語 Steve がある箇所は単語 for に置き換えられます。 任意の For ループのスクリプト コードが意図しない用語で誤って置き換えられてしまう可能性があり、スクリプトで構文エラーが発生するため、望ましくない結果になります。

関連項目:

カスタム オペレータ: [プロパティ]タブ