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コンテンツ パッケージ オブジェクト

複雑なプロセスでは、オペレータ、アイコン、リソース、データセット、および他のプロセスを含む、さまざまなオブジェクトが使用されることがあります。 それらは、オートメーション ライブラリ内の複数のフォルダに、関連のないオブジェクトと共に配布される場合があります。 この複雑さにより、以下の問題が生じる可能性があります。

関連するすべてのオートメーション オブジェクトをエクスポートするには、フォルダにそれらを集め、そのフォルダを別の CA Process Automation 環境にコンテンツ パッケージとしてエクスポートできます。 コンテンツ パッケージは、関連するオブジェクトを 1 つのコンテナにバンドルし、それらにリリース バージョンを割り当てることができるので便利です。 その後、オブジェクトを新しい実稼働環境にインポートするときは、インポートされるオブジェクトがコピーされない限り、オブジェクトを変更することはできません。 コンテンツ パッケージ内のいずれのオブジェクトも、編集または削除することはできません。 これは、危険な方法でオブジェクトを変更できないようにするための防御措置です。 これにより、オブジェクトに対して行われた不要な変更を元に戻す必要がある場合は、いつでも元のコンテンツ パッケージにロールバックできます。 オブジェクトのリリース バージョンは変更不可なので、ソース設計環境内のコンテンツ デザイナは、トラブルシューティングする必要がある場合は、エクスポート済みおよびインポート済みのオブジェクトのバージョンを特定できます。

これに対して、オブジェクトを単独またはフォルダを通じてエクスポートする場合、新しい環境内で変更可能です。 単独または(コンテンツ パッケージの代わりに)フォルダを通じてインポートされるオブジェクトには、リリース バージョンは必要ありません。 これらのオブジェクトは直接変更できます。 新しいプロセスをそのコンポーネントと共に設計環境から実稼働環境に移行させている場合、フォルダをコンテンツ パッケージとしてエクスポートすることは適切です。

注: 複数のフォルダまたはオートメーション オブジェクトを一度にエクスポートすることはできません。 フォルダを作成し、単一のコンテンツ パッケージとしてエクスポートするすべてのオブジェクトを集めます。 コンテンツ パッケージまたはパッケージがすでに含まれているコンテンツ パッケージとしてフォルダをエクスポートすることはできません。

インポートされたコンテンツ パッケージはライブラリで表示できます。

また、[操作]タブの[コンテンツ パッケージ]パレットでは、インポートされたすべてのコンテンツ パッケージを表示できます。

関連項目

リリース バージョン