次のトピック: CETN600 を使用した CA Common Services for z/OS のアップグレード


CA CSM で SDS および SCS を構成する方法

CA Chorus™ Software Manager (CA CSM)を使用すると、メインフレーム ソフトウェアの取得、インストール、メンテナンス、展開、設定を自動化できます。 システム プログラマは、CA CSM で Software Deployment Service(SDS)および Software Configuration Service(SCS)を構成する必要があります。

Software Deployment Service (SDS)によって、製品の展開が容易になります。 展開は、ドライビング システム(CA CSM アプリケーション サーバが実行されているシステム)からターゲット(リモートの配布先)システムに SMP/E ターゲット ライブラリをコピーするプロセスです。 ターゲット システムは、ローカルの z/OS システム、リモート z/OS システム、ステージング システムまたはシスプレックスのいずれかです。

Software Configuration Service (SCS)によって、製品の設定が容易になります。 設定は、ターゲット ライブラリをランタイム ライブラリにコピーし、製品をユーザのサイトに合わせてカスタマイズして実行可能な状態にするプロセスです。

このシナリオを使用してプロセスの手順に従ってください。

この図は、CA MSM で SDS と SCS を構成するプロセスを示しています。

  1. CETN600 を使用して CA Common Services for z/OS をアップグレードします
  2. SDS を構成します。
    1. SDS アクセス用の権限および許可をセットアップします
    2. 各ターゲット システムで CCIDSCSV と CCISPNSV をセットアップします
    3. システム レジストリをセットアップします
    4. FTP ロケーションとデータ宛先をセットアップします
    5. システムを検証します
    6. (オプション)展開用のセキュア FTP 接続をセットアップします
  3. SCS を構成します。
    1. UNIX ソケットの要件を確認します
    2. MSMCPROC および MSMCAUX JCL プロシージャを設定します
    3. セキュリティを構成します
    4. システム レジストリをセットアップします
    5. SCS アドレス空間に接続します
    6. システム レジストリ値の確認と事前入力を行います
    7. SCS アドレス空間を保守します
    8. SCS アドレス空間を開始および停止します