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SCS アドレス空間への接続

SCS アドレス空間をシステム レジストリ内のシステムに接続します。

SCS アドレス空間を以下のタイプのシステムに接続できます。

次の手順に従ってください:

  1. [System Registry]タブをクリックし、左側のツリーから、[Non-Sysplex Systems]、[Sysplexes]、または[Shared DASD Cluster]を選択します。

    選択したシステムに関する情報が、右側に表示されます。

  2. アドレス ロケーションを設定するシステムを選択します。

    システムに関する詳細情報が右側に表示されます。

  3. [Network Locations]サブタブをクリックし、[SCS Address Space Location]領域で以下のフィールドに入力し、[Save]をクリックします。
    Host Name

    ターゲット システムの TCP/IP ホスト名または IP アドレスを指定します。

    注: TCP/IP ホスト名は SMF ID ではありません。

    制限: 255 文字

    TCP Port Number

    SCS アドレス空間のポート番号を指定します。

    制限: 65535

    デフォルト: 49152

    TCP Connection Retry Count

    初回の接続に失敗した場合に操作が再試行される回数を指定します。 これらの操作は SCS アドレス空間をターゲットにする送信/受信トランザクションです。 一部のタイプのトランザクションは再試行できません。また、再試行できるトランザクションは、実装されるトランザクションに応じて個別に決定されます。 このフィールドを 0 に設定すると、再試行は行われません。

    制限: 0 から 99 まで

    デフォルト: 15

    TCP Connection Timeout Value in Seconds

    トランザクション要求を送信するたびに応答を待機する最大秒数を指定します。 通信の試行がタイムアウトになると、トランザクションを再試行できます。 再試行の最大回数に達するまで再試行が行われます。 再試行の最大回数に達すると、ネットワーク タイムアウトが発生したことを示すメッセージが表示されます。 再試行のたびに初回のトランザクションと同じタイムアウト値が使用されます。

    制限: 1 ~ 999

    デフォルト: 10

    新しい SCS アドレス空間ロケーション情報が保存されます。

  4. [Status]をクリックして、アドレス空間が動作していることを確認します。

    SCS アドレス空間に関する情報を表示するダイアログ ボックスが表示されます。