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展開用のセキュア FTP 接続のセットアップ

TLS (トランスポート層セキュリティ)上の FTP を使用してリモート システムに製品を展開する機能をサポートするために CA CSM をセットアップできます。 この機能を使用することで、安全で暗号化された方式でデータを交換できます。

この機能では X.509 デジタル証明書が使用されます。

証明書は SAF キー リングを使用して、セキュリティ マネージャ(CA Top Secret for z/OS、CA ACF2 for z/OS または IBM RACF)から読み取るか、または USS Java キー ストアから読み取ることができます。 さらに、CA CSM では、ハードウェア証明書管理に IBM Integrated Cryptographic Service Facility (ICSF)を使用するサイトのサポートを提供します。

以下の表では、CA CSM がサポートしている使用可能なキー ストア タイプの概要について説明します。

ストレージ

証明書管理

キー ストア

セキュリティ マネージャ

ソフトウェア

JCERACFKS

セキュリティ マネージャ

ハードウェア

JCECCARACFKS

USS

ソフトウェア

JKS、JCEKS、PKCS12

USS

ハードウェア

JCECCAKS

注: Java で使用できるキー ストア タイプの詳細については、「Security Reference for IBM SDK、Java Technology Edition」を参照してください。

次の手順に従ってください:

  1. [Settings]タブをクリックし、左側にある[Settings]セクションの[System Settings]の下の[Software Deployment]リンクをクリックします。

    [Deployed Software]ページが表示されます。

  2. [Key Store Settings]セクションで、使用するキー ストアのタイプを選択します。

    セクション内のフィールドが表示されます。 フィールドは選択したキー ストア タイプによって異なります。

  3. フィールドの値をセットアップし、[Apply]をクリックします。

    タスクの進捗状況を示すダイアログ ボックスが表示されます。 タスクが完了したら[Progress]タブの[Show Results]をクリックし、このダイアログ ボックスを閉じます。 タスク出力ブラウザが表示され、アクションの詳細を確認できます。 [Close]をクリックして、タスク出力ブラウザを閉じます。

    注: タスクが実行中の場合は、他のタスクを実行できます。 [Hide]タブをクリックしてダイアログ ボックスを終了し、後で[Tasks]タブでタスクのステータスを表示できます。

    FTP 接続設定が保存されます。

  4. FTP ロケーションを追加します。 FTP ロケーションを追加する場合、チェック ボックス[Enable Secure FTP Transmission]をオンにします。

    セキュアな FTP 転送が有効化された FTP ロケーションが追加されます。

    TLS 上の FTP を使用して製品を展開できるようになりました。