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インターネットに接続する Web サービス

レスポンス時間の計算を行うとき、管理コンソール は、アプリケーション サーバの隣に位置しているものと想定します。 サーバの近くでレスポンス時間を監視することで、管理コンソール が正確にネットワークおよびサーバのレスポンス時間を測定できます。

管理コンソールはサーバではなくクライアントの隣にあるため、インターネット上の Web サイトを監視すると、メトリックに歪みが生じます。 クライアントで測定されたサーバ レスポンス時間には、サーバへのネットワーク遅延が含まれます。

インターネットに接する Web アプリケーションを監視する場合、ネットワーク パフォーマンス メトリックに対するパフォーマンスしきい値を無効にし、サーバ パフォーマンス メトリックに対するパフォーマンスしきいのみを監視することをお勧めします。 ネットワーク メトリックでしきい値を設定することは、特定の回線を共有する、特定のサイト専用のクライアント サブネットでのみ意味を持ちます。 インターネットは、意味のあるネットワーク パフォーマンスしきい値を設定するためのカテゴリとしては広すぎます。

google.com などのサードパーティ サービスを監視する場合は、IPSLA テストを使用してレスポンス時間を記録しますが、インターネット遅延、サーバ レスポンス、またはアプリケーションの問題が原因でいつスパイクが発生するかを知ることはできません。

詳細:

パフォーマンスしきい値の編集