ユーザ定義のアプリケーションの管理

可能な場合は、管理コンソールですべてのサーバにおけるアプリケーショントラフィックを自動的に監視します。アプリケーションを監視するために TCP パケット内で利用可能な情報を超えた追加の情報が管理コンソールで必要になる場合は、ユーザ定義のアプリケーションを作成し、特定のサーバまたはサーバ IP アドレスの範囲を割り当てます。たとえば、以下を監視するユーザ定義のアプリケーションを作成します。

ポート範囲上で通信するアプリケーション
特定の 1 つ以上のサーバの TCP-80 トラフィック

システム定義のアプリケーションのリストを使用して最もビジーなアプリケーションポートを識別し、アプリケーションについての専門知識を活用して、トラフィックボリュームが最も大きくビジネスクリティカルで、短時間に完了する必要のある TCP アプリケーションを監視するユーザ定義のアプリケーションを作成します。

システムアプリケーションによって現在監視されているアプリケーションサーバトラフィックを監視するユーザ定義のアプリケーションを作成する際、ユーザ定義のアプリケーションを作成した後で、以下のことに注意してください。

システムアプリケーションは、ユーザ定義のアプリケーションに割り当てられているサーバの中の一致したサーバについてレポートすることを停止します。管理コンソールがユーザアプリケーションのサーバ割り当てによって識別されていないサーバ上のアプリケーショントラフィックを観測した場合、管理コンソールにより、システムアプリケーションのアプリケーションサーバレスポンス時間がレポートされます。
管理コンソールは、ユーザ定義のアプリケーションについてレポートするために新しいデータを収集します。管理コンソールは、ユーザアプリケーション内の既存のシステムアプリケーションデータについてはレポートしません。
ポート除外はシステム定義およびユーザ定義のアプリケーションより優先されます。必要な場合は、すべてのポート除外から目的のポートを削除し、ユーザ定義のアプリケーションを作成します。

詳細：

アプリケーションポート除外

アプリケーションへのサーバの割り当て