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CA Workflow ワーク項目の割り当て

CA Workflow ワーク項目の役割は、人間にも人間以外の特定の機能にも割り当てることができます。 人間以外の特定の機能としては、カスタム Java オブジェクト、コマンドライン プロセス、別の CA Workflow プロセス インスタンスなどがあります。 人間の実行者に関しては、CA EEM ユーザ リポジトリであるグローバル ユーザ リストに、ワーク項目の役割を設定します。 このリストには、ユーザ ID をセミコロンで区切って指定する必要があります。 以下に例を示します。

ServiceDesk; abeju01; My Group

この例の場合、ワーク項目はユーザの ServiceDesk と abeju01、および My Group に属しているすべてのユーザに割り当てられます。 つまり、これらすべてのユーザがこのワーク項目を完了できます。

注: これらすべてのユーザとグループは CA EEM で管理する必要があります。 つまり、My Group は CA EEM 内のグループであり、CA SDM 内のグループではありません。

ワーク項目を単一のユーザに動的に割り当てるには、役割ユーザ リストを $MyUser に設定します。

注: 文字列は二重引用符で囲まないでください。

プロセス定義で、MyUserという文字列属性を宣言します。 ワーク項目を作成すると、MyUser内の値がワーク項目の割り当てに使用されます。 つまり、単一のユーザ名であれ、セミコロンで区切ったユーザ名のリストであれ、有効な値をMyUserに割り当てる必要があります。 この割り当ては、ワーク項目で使用される前に行う必要があります。

ユーザ ID を変数に割り当てる例は、PC の注文定義デモにあります。 このデモでは、CA SDM 連絡先レコードのユーザ ID と、CA EEM 内の対応するユーザ レコードのユーザ ID は一致するものとします。 PC の注文デモでは、Web サービス インターフェースを使用して、CA SDM からユーザ ID を取得する方法がわかります。 ユーザ ID は、チケットから取得できます(担当者、カテゴリ担当者など)。

ワーク項目を割り当てる方法

  1. CA Workflow IDE を起動します。
  2. 編集するプロセス定義名をダブルクリックします。

    プロセス定義が[プロセス デザイナ]ウィンドウに表示されます。

  3. [役割]タブを選択します。
  4. 役割を追加または更新します。
  5. 利用可能なアクター リストから[グローバル ユーザ リスト]を選択し、[編集]をクリックします。
  6. CA EEM ユーザ ID のリストをセミコロンで区切って入力します。 CA EEM に認識されているユーザをブラウズし、選択するには、[Browse]ボタンを使用します。