FTP テストは、指定された FTP サーバにログインしてテストを実行するのにかかる時間をモニタリングします。
オプションと引数
FTP テストには、以下のテスト固有のオプションと引数が必要です。
[取得]を選択した場合は、FTP サーバの名前、有効なポート番号(デフォルトは 21)、ユーザ名、パスワード、およびリモート ファイル名(読み取るファイルのパス)を指定します。 このテストは、ログインして指定されたファイルを読み取り(書き込み操作は実行せず)、ログアウトします。
[配置]を選択した場合は、FTP サーバの名前、有効なポート番号(デフォルトは 21)、ユーザ名、パスワード、および FTP サーバに書き込むローカル ファイルの名前を指定します。 このテストは、ログインして指定されたファイルを FTP サーバに書き込み、ログアウトします。 リモート ディレクトリに書き込み許可がない場合は、テストに失敗します。
注: Service Availability r2.1 では IPv6 アドレスを使用できますが、角かっこで囲む必要があります([0aff::230:6eff:fe4b:51db]:8080 など)。 「0aff::230:6eff:fe4b:51db」は IPv6 アドレスを表し、「8080」はポート番号を表します。
注: [パスワードの確認入力]フィールドにパスワードを再入力して、パスワードが正しく入力されていることを確認します。
これらのオプションと引数は、テストを作成または変更するときに指定します。
例
この例を使って、ftpstage.ca.com にある FTP サービスにログインしてサービスの状態をテストするのにかかる時間をモニタリングするテストを作成します。 この例は、3600 秒(1 時間)に 1 回サーバをテストし、レスポンスを受信するまで最大 10 秒間待機します。 また、直前の 604,800 秒(1 週間)分のレスポンス時間と可用性の統計値を計算します。
ポリシー内に新しいテストを作成する方法
[新規テスト]ペインが表示されます。
変更をコミットすると、SRM によって以下のようなエントリが svcrsp.cf ファイルに追加されます。
{
index=289
type=ftp
desc="ftptest"
dest=ftpstage.mydomain.com:21
username="ftpuser"
encoded=yes
password="bmh12cy"
args="op=login"
interval=3600
samples=1
timeout=10
window=604800
tos=0
limit=0
status=active
name="FTP-Test"
class=""
context=""
flags="1"
loglevel=1
}
FTP テストの実行時に発生する可能性があるエラーについては、「FTP テストのエラー コード」を参照してください。
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