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クラスタ ノードのアップグレード

クラスタ化オーケストレータをアップグレードする場合、クラスタ内の任意のノードから始めて、一度に 1 つのノードをアップグレードします。

以下の手順に従います。

  1. クラスタ ノードがインストールされているホストにログオンします。
  2. ドメイン オーケストレータの URL (クラスタ化されている場合は、ドメイン オーケストレータのロード バランサ)を参照します。
  3. ログインし、[環境設定]タブをクリックして、[インストール]パレットをクリックします。
  4. [オーケストレータのクラスタ ノードのインストール]で、[インストール]をクリックしてアップグレードを開始します。
  5. 言語の選択ダイアログ ボックスがまず表示されます。 [OK]をクリックします。
  6. 以下のウィザード ページをクリックして進みます。
  7. JDK をアップグレードした場合、Java ホーム ディレクトリ(例: C:¥Program Files¥Java¥jdk1.7.0_45)を参照します。
  8. [環境設定画面]に入力します。
    1. すでにこのクラスタ内のノードをアップグレードしている場合は、[オーケストレータ]ドロップダウン リストから最初にアップグレードしたオーケストレータ ノードを選択します。
    2. アップグレードするノードを識別するために、[ロード バランサ ワーカ ノード]フィールドに node1、node2、node3、または node4 を入力します。
  9. 会社名が表示されない場合、会社名を入力します。
  10. 証明書パスワードを入力します。

    重要: このエントリは、ドメイン オーケストレータのアップグレード時に入力した証明書パスワードに一致する必要があります。

  11. 以下のページが表示されたら、ページをクリックして進みます。 node1 によって使用される設定は、クラスタ内のその他のノードによって使用されます。

    アップグレード インストールが開始されます。

  12. [CA Process Automation セットアップ ウィザードの完了]ページが表示されたら、[完了]をクリックします。

    [完了]をクリックした後、処理は続行されます。

  13. 処理が完了したら、アップグレードされたクラスタ ノード上でオーケストレータ サービスを開始します。

    : オペレーティング システムに固有の詳細については、「オーケストレータの開始」を参照してください。

追加アップグレード タスク

  1. install_dir/server/c2o/bin/c2osvcw.conf 内の値を更新することにより、JVM の調整を実行することを検討してください。 例:
    wrapper.java.additional.7=-XX:PermSize=256m
    wrapper.java.additional.8=-XX:MaxPermSize=768m 
    wrapper.java.initmemory=4096
    wrapper.java.maxmemory=4096
    

    wrapper.java.initmemory と wrapper.java.maxmemory の値は同一である必要があります。 追加メモリが必要で、サーバで使用可能な場合、これらの値は変更できます。

  2. install_dir/server/c2o/conf/standardjboss.xml 内の JBOSS JMS およびデータベース プールのデフォルト値を更新することを検討してください。 例:

関連項目:

例: Windows でドメイン オーケストレータの任意のノードを 3.1 SP01 からリリース 4.2 にアップグレードする

例: Windows でドメイン オーケストレータの別のノードを 3.1 SP01 からリリース 4.2 にアップグレードする