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CA EEM アップグレードのための、インストール後サポート

同じ CA Process Automation バージョンに対してインストール プロセスを実行している場合は、以下のいずれかのオプションが提供されます。

再インストール

インストール ウィザード全体を表示します。

以前のインストールで CA EEM リリース 8.4 サーバを使用したが、CA EEM サーバをリリース 12 にアップグレードした場合は、[再インストール]を選択します。

注: CA Process Automation は、CA EEM SDK メジャー バージョン 8 と CA EEM リリース 12.x の組み合わせを使用できます。 SDK をメジャー バージョン 12 にアップグレードすると、CA EEM の新しい機能を使用できるようになります。

インストール済みコンポーネントの設定

一部のページのみを表示します (このプロセスでは、プロパティ ファイルが変更されます。JAR の変更は行われません)。

CA Process Automation リリース 4.2 のインストールまたは リリース 4.2 へのアップグレード後、以前より長いキー長(2048 または 4096)の CA EEM 証明書を生成した場合は、このオプションを選択します。

CA EEM 設定ページで[登録]をクリックすると、CA Process Automation は CA EEM 内の既存のアプリケーションのアップグレードを促すメッセージを表示します。 アップグレードに同意すると、CA Process Automation 証明書(CA EEM との通信に使用)が再生成されます。 新しい CA Process Automation 証明書は、CA EEM 証明書と長さが一致するキー長を備えています。

注: CA EEM またはその証明書のアップグレードの詳細については、CA EEM のドキュメントを参照してください。

CA Process Automation は、CA EEM と通信するために CA EEM SDK を使用します。通信の安全は、証明書を使用して確保されます。 CA EEM と CA Process Automation の両方が証明書を持ちます。 CA Process Automation 証明書と CA EEM 証明書のキー長が一致する必要があります。

CA Process Automation リリース 4.2 のインストールまたはリリース 4.2 へのアップグレード中に、インストール プロセスにより CA EEM から CA Process Automation 証明書が取得され、関連付けられた CA EEM に適合する SDK が選択されます。 これらの証明書は、以下の位置で見つけることができます。

<インストール先ディレクトリ>/server/c2o/.c2orepository/public/certification

CA EEM が変更されない限り、アクションは不要です。 ただし、CA EEM への以下の変更はアクションを必要とします。

CA Process Automation リリース 4.2 と CA EEM リリース 8.4 をインストールし、CA EEM を リリース 12.x にアップグレードする

CA EEM 証明書がデフォルトのキー長で生成される場合は、アクションを実行せずに、CA EEM と組み合わせてそのまま CA Process Automation を使用することができます。 CA Process Automation は、CA EEM リリース 12.x と通信するために CA EEM SDK のメジャー バージョン 8 を使用できます。 ただし、CA EEM SDK メジャー バージョン 12 を使用すると、CA EEM 12.x の新機能を利用できます。

(1) CA EEM と通信するために CA Process Automation が使用する証明書をアップグレードすることと、(2) CA Process Automation をアップグレードして CA EEM SDK メジャー バージョン 12 を使用することをお勧めします。 そのためには、インストーラを再実行します。 次の手順は、「ドメイン オーケストレータのインストール」の手順番号を参照します。

CA Process Automation リリース 4.2 と CA EEM リリース 12.51 をインストールし、2048 または 4096 キー長の CA EEM 証明書を新しく生成する

  1. CA Process Automation リリース 4.2 は、1024 ビットのキー長の証明書を使用して、CA EEM リリース 12.51 と一緒にインストールされます。
  2. 2048 の(または 4096)キー長の新しい CA EEM 証明書を生成します。
  3. CA Process Automation インストール ウィザードを再度実行しますが、今回は、([再インストール]ではなく)[インストール済みコンポーネントの設定]を選択します。
  4. CA EEM に CA Process Automation を登録します。 つまり、設定済みの「EEM アプリケーション名」値を CA EEM に登録します。 登録プロセスにより、新しい CA Process Automation 証明書が生成されます。

結果: CA EEM SDK リリース 12.51 を呼び出す際に CA Process Automation が使用する証明書は、CA EEM が使用するより長いキー長と一致します。

サンプル シナリオ: CA Process Automation 証明書再生成のための既存インストールの設定」を参照してください。

参照されるユーザが電子メール名でのログインを許可されるように CA EEM を設定します

  1. CA Process Automation リリース 4.2 は参照されているユーザ ストアを使用して、CA EEM と一緒にインストールされます。 参照されたユーザ ストアは、複数の Active Directory として設定されます。
  2. CA Process Automation のインストール中に、デフォルト Active Directory として使用する AD を定義します。

    デフォルト AD に属する参照ユーザは、ユーザの非認定ユーザ名とパスワードで CA Process Automation にログインできます。

  3. CA EEM は、次の手順なしで、他のドメインの参照ユーザが、そのプリンシパル名(<ドメイン>¥<ユーザ名>)とパスワードでログインすることを許可します。
  4. 参照されるユーザがその電子メール名でのログインを許可されるように CA EEM を設定します

結果: 設定されたデフォルト AD ドメインに属していないユーザは、そのプリンシパル名とパスワードでログインできます。この場合、プリンシパル名は以下の両方の形式がサポートされます。

ユーザ名@ドメイン
ドメイン¥ユーザ名

[CA EEM へのアプリケーションの登録]の概要