プロセス オブジェクトとスケジュール オブジェクトのランタイム セキュリティ プロパティを指定できます。 これらのプロパティにより、ユーザがデータベースからオートメーション オブジェクトへのアクセスを試みたときにユーザ権限を確認するかどうかと、その方法が指定されます。
以下の手順に従います。
注: フィールドの説明については、ツールヒントまたは「ユーザ インターフェース リファレンス」を参照してください。
通常、プロセス オブジェクトは、他のオブジェクトにアクセスして実行中に読み取りや実行を行うように設計されています。たとえば、1 つのプロセスが別のプロセスをトリガする場合です。 有効な場合、ランタイム セキュリティを使用して、ユーザ(所有者または呼び出し側)にオブジェクトへのアクセス権限があることが確認されます。 たとえば、ユーザ A には、プロセスを開始する権限があります。 このプロセスは、オブジェクト B およびオブジェクト C へのアクセスを試みます。 各オブジェクトの権限が相互に確認されます。 オブジェクト B への権限がユーザにないことをランタイム セキュリティが判断した場合、プロセスは失敗します。
a. [ランタイム セキュリティ]フィールドの[有効化]をクリックします。
b. [所有者として実行]をオフにします。
このオプションでは、プロセス インスタンスを開始するユーザの ID でランタイム セキュリティ権限が適用されます。
a. [ランタイム セキュリティ]フィールドの[有効化]をクリックします。
b. [所有者として実行]を選択します。
このオプションでは、プロセス インスタンスを開始したユーザにかかわらず、所有者の ID でランタイム セキュリティ権限が適用されます。 これにより、ユーザは所有者が保護したいと考えている要素にアクセスするプロセスを開始できます。
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