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リリース バージョンについて

プロセスとそのコンポーネント オブジェクトが含まれるコンテンツ パッケージとしてフォルダをエクスポートする前に、コンテンツ デザイナは以下のアクションを実行します。

• 各オブジェクトのリリース バージョンの設定
• オブジェクトが含まれるフォルダのリリース バージョンを設定します

インポート後、オブジェクトはエクスポートされたものと同じリリース バージョン値を持ちます。 コンテンツ パッケージとしてフォルダをエクスポートする場合、インポートされるコンテンツ パッケージは変更不可能なモードに設定されます。 ターゲット ユーザは、このリリースに対して設定した［リリース バージョン］値を変更できません。 リリース バージョン値は、設計環境で作業するコンテンツ デザイナが実稼働環境でオブジェクトの特定のバージョンを識別するために役立ちます。

注： CA Process Automation は、オブジェクトおよびオブジェクトのリリースされたバージョンの両方で、リリース バージョン属性ロックを設定します。 そのためユーザは、インポートされたオブジェクト バージョンに対するリリース バージョン値を変更したり、オブジェクトの新バージョンに対するリリース バージョン値を設定することはできません。

ユーザは、インポート後に変更不可のリリース バージョン値を変更することはできません。 オブジェクトで実行している内容に基づいてリリース バージョンの必要性を考慮します。 例：

• ある設計環境から別の設計環境にエクスポートする場合は、（必要に応じて）［リリース バージョン］属性値を設定し、フォルダをエクスポートします。
• 設計環境から実稼働環境にエクスポートする場合、コンテンツ デザイナは各オブジェクト、およびそれらのオブジェクトが含まれているフォルダに対して［リリース バージョン］属性値を設定する必要があります。 次に、デザイナはコンテンツ パッケージとしてそのフォルダをエクスポートします。

リリースバージョンのエクスポートおよびインポートには、以下のルールを適用します。

• 以下のステートメントのいずれかが true である場合、リリース バージョンはインポート時に変更不可です。
  • オブジェクトはコンテンツ パッケージに含まれます。
  • オブジェクト［リリース バージョン］がエクスポートの前に変更不可であった。
• オブジェクトがコンテンツ パッケージ（変更不可能なリリース バージョンを持つ）としてインポートされると、CA Process Automation はインポートされたバージョンをベースライン化します。

  注： オブジェクトが同じリリース バージョンで再度インポートされると、そのオブジェクトは上書きされます。

インポートされたオブジェクトのコピーおよびペーストには、以下のルールを適用します。

• オブジェクト コピーの最初のバージョンは、リリース バージョン値および値の変更可能性を保持します。
• 元のオブジェクトの現在のバージョンがベースライン化され、オブジェクト［リリース バージョン］属性が変更不可の場合、オブジェクト コピーもベースライン化されます。