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コンテンツ パッケージについて

オブジェクトは以下のフォームでエクスポートできます。

コンテンツ パッケージとしてフォルダをエクスポートすることは、以下の方法でフォルダをエクスポートするのとは異なります。

リリース バージョンをフォルダのオブジェクトに割り当てる必要がない場合は、フォルダをエクスポートします。 たとえば、フォルダである設計オーケストレータから別の設計オーケストレータにオブジェクトをエクスポートします。

設計環境から実稼働環境にオブジェクトをエクスポートする場合は、コンテンツ パッケージとしてフォルダをエクスポートします。 通常、コンテンツ パッケージに含まれたオブジェクトは、自動プロセスのリリースを表します。 この場合、それがリリースの時点で存在したので、各オブジェクトのバージョンを保持する必要があります。 コンテンツ パッケージには、以下のものがあります。

コンテンツ パッケージは組み込みユニットです。 コンテンツ パッケージには、エクスポートのためにバンドルされるオブジェクトのフォルダが含まれます。 エクスポートの前に、エクスポートされる各オブジェクトのバージョンにはリリース バージョンの値でタグが付けられます。 この同じ値がフォルダのリリース バージョンとして割り当てられます。

インポート プロセスでは、コンテンツ パッケージのすべてのオブジェクトがライブラリに展開されます。 現在のバージョンとしてインポートされたオブジェクトは、使用できます。 インポート環境内のユーザは、リリース バージョンの値を作成または変更できません。

コンテンツ パッケージのインポート プロセスは各オブジェクトをベースライン化します。 目的はオブジェクトのリリース バージョンをそのまま使用するためです。 ただし、新バージョンとしてインポートされたオブジェクトを保存し、オブジェクトを変更し、変更されたオブジェクトを現在のバージョンとして保存することは可能です。 そのような場合、リリース バージョン値を持ったベースライン化されたバージョンはそのままになります。 これは、危険な方法でオブジェクトを変更できないようにするための防御措置です。 不要な変更を元に戻すには、ベースライン化されたバージョンを現在のバージョンにします。 トラブルシューティングを実行するコンテンツ デザイナは、実稼働環境にインポートされた変更不可能なオブジェクト バージョンを識別できます。

サードパーティ プロバイダからのオブジェクトを、変更を希望する設計環境にインポートする場合は、そのオブジェクトのコピーを作成します。 コピーを作成したら、オブジェクトのコピーを更新できます。また、別のリリース バージョンを割り当てることもできます。