ディスカバリ結果の表示

特定のディスカバリインスタンスで検出された、新しい Ping 可能（ICMP）デバイス数と管理可能（SNMP）デバイス数のサマリを表示できます。また、これらの検出されたデバイスに関する詳細情報（IP アドレス、モデル、タイプ、ベンダー名、場所、および使用されたプロトコルなど）を表示できます。

ディスカバリ結果には、既存デバイスの検出を表示することもできます。これらの既存デバイスは、同一または異なるディスカバリプロファイルによって以前に検出されたものです。既存デバイスを表示するには、［変更なし］フィルタを使用します。既存デバイスの IP アドレスが異なる場合、そのデバイスは以前に検出済みであり、現在は別の IP アドレスで監視されていることを示します。

多くのデバイスは複数の IP アドレスに応答できるため、このような動作は一般的で予想されるものです。 Data Aggregator は各デバイスの完全な IP アドレスセットを保持し、すべてのアドレスを CA Performance Center に渡します。

以下の手順に従います。

ディスカバリプロファイルのリストを表示します。
ディスカバリ結果を表示するディスカバリプロファイルを選択し、［履歴］ボタンをクリックします。
注：ディスカバリが実行されていないディスカバリプロファイルを選択すると、［履歴］ボタンは無効になります。
該当する場合、ディスカバリインスタンスを選択します。
（オプション）以下のいずれかのオプションを実行して、［検出されたデバイス］テーブルをフィルタします。
- ［デバイスタイプ］フィルタリストから表示するデバイスタイプを選択して［適用］をクリックすることにより、デバイスタイプでフィルタリングします。
- 表示する状態を状態リストから選択し、［適用］をクリックすることにより、検出されたデバイスの状態でフィルタリングします。
- ［デバイスタイプ］フィルタリストおよび［状態］リストから選択して［適用］をクリックすることにより、デバイスタイプとその状態でフィルタリングします。
ディスカバリ結果が、［検出されたデバイス］テーブルに表示されます。［SNMP プロファイル］列には、デバイスが応答した SNMP プロファイルのうち、最もランクの高いものが表示されます。

具体的には、［状態］列は以下のいずれかの状態を示します。

新規

このディスカバリプロファイルが実行されたときに初めて検出されたデバイスを示します。

変更済み

デバイスタイプが以前のディスカバリから変更されたことを示します。たとえば、以前に検出された Ping 可能デバイスが、今回は管理可能デバイスとして検出されました。または、管理可能デバイスのデバイスタイプが以前は「スイッチ」でしたが、現在は「ルータ」に変更されているような場合です。ホスト名やシステムの説明など、属性のみが変更されたデバイスは、「変更済み」として分類されません。

変更なし

既存デバイスが変更されていないことを示します。属性のみが変更された既存デバイスは、「変更なし」として分類されます。

削除済み

ディスカバリが実行された後に、デバイスが Data Aggregator から削除されたことを示します。

注：検出された個々のデバイスが「Ping 可能」または「管理可能」として認識されない場合、「到達不可」の状態となります。ただし、Data Aggregator は、IP 範囲内で見つかった到達不可デバイスをレポートしません。

詳細：

SNMP プロファイル

ディスカバリのワークフロー