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プロパティ

テスト プロパティは名前と値のペアであり、キー値ペアとも呼ばれます。

テスト ケースにおけるデータの独立性、再利用性、移植性の鍵となるのは、テスト ケースの抽象化された特定のデータ値を変数に置き換える機能です。 これらの変数をプロパティと呼びます。 いくつかのプロパティは事前に定義されおり、アプリケーションの動作を決定します。 その他のプロパティは、テストを作成する際に作成します。

テスト ケースを作成するには、プロパティについて正しく理解することが重要です。 テスト ケースのコンテキストでは、変化する可能性があるものに対してはプロパティを使用するようにします。 このシナリオの例としては、テスト ステップ内の値や設定内の値があります。

プロパティはいくつかの方法で定義できます。 定義した後は、テスト ケース内の後続のステップ、アサーション、およびフィルタで使用できます(これらはテスト ケースに対してグローバルです)。 プロパティは、いくつかの例外を除いては、テスト ケースで上書きされます。

プロパティ値が設定されると、必ずプロパティの設定イベントが記録されます。 このイベントには、プロパティ名と値が含まれます。

プロパティ値に使用できるのは、文字列だけではありません。 プロパティには、テスト ステップからの文字列、数値、XML フラグメント、シリアライズされた Java オブジェクト、または完全な応答を格納できます。 プロパティの多くはテストの実行中に作成され、後続のテスト ステップで使用できます。 たとえば、lisa.stepname.rsp プロパティには、stepname ステップの応答が格納されます。

以下のトピックが含まれます。

プロパティの指定

プロパティ式

文字列パターン

プロパティのソース

共通のプロパティと環境変数

プロパティ ファイル

[プロパティ]ペインの使用