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区切りテキスト

区切りテキスト データ プロトコルにより、区切りテキスト データを引数および値に解析できます。 このプロトコルは、要求または応答のボディを取得し、それを解析して、ボディを解析されたデータの XML 表現に置き換えます。 以下に例を示します。

“name1=val1;name2=val2”

は、以下のようになります。

<name1>val1</name1><name2>val2</name2>

次の手順に従ってください:

  1. 仮想サービス レコーダの[基本]タブに入力します。
  2. 要求側と応答側の両方で[区切りテキスト データ プロトコル]を選択します。
  3. レコーディングが完了したら、区切りテキスト要求の形式を選択します。
    名前/値ペア

    名前/値ペアの間の区切り文字、および名前と値の間の区切り文字を定義します。 たとえば、データが

    「name1=val1,name2=val2,name3=val3」である場合、
    

    ペアの間の区切り文字はカンマであり、名前と値の間の区切り文字は等号です。

    値リスト

    値の間の区切り文字を定義します。2 種類のリストを使用できます。

    • テキスト区切り文字によって分離された値のリスト。

      たとえば、データが

      	「val1,val2,val3,val4」である場合、
      

      区切り文字はカンマです。パラメータは、位置に基づいて命名されます。

    • 改行文字(キャリッジ リターン、ライン フィードなど)によって分離された値のリスト。

      パラメータは、位置に基づいて命名されます。

    固定幅

    データ フィールドの幅を定義します(整数値)。 パラメータは、位置に基づいて命名されます。

    正規表現区切り

    値を検出する正規表現を定義します。 たとえば、データが

    「xxxx123xxx456xx789」である場合、
    

    「\d\d\d」という正規表現によって「123」、「456」、および「789」が値として検出され、残りは破棄されます。パラメータは、位置に基づいて命名されます。

    行区切り
  4. 以下のフィールドに入力します。
    フィールド名パス

    番号付けされたフィールド名のリストを指定する行区切りドキュメントである、フィールド名ドキュメントの位置を定義します。 デフォルトでは、フィールド名は value1value2value3 などになります。 それらの XML エレメントに異なる名前を指定するには、フィールド名ドキュメントを使用します。

    区切り文字タイプ

    名前/値ペアおよび値リストを分離するために使用される区切り文字のタイプを定義します。 指定された区切り文字に基づいて、テキストまたは 16 進の区切り文字が自動的に選択されます。

    値: 任意の英数字と以下の表現

    • \r(キャリッジ リターン)
    • \n(改行)
    • \t(タブ)

      また、16 進表記を使用して区切り文字を指定することもできます。

    注: XML 1.0 で有効な区切り文字のみを使用できます。 印刷できない制御文字を指定すると、サービス イメージを使用できなくなります。

    XML エレメントを要求引数として設定する

    パラメータおよび関連する値を引数として要求に追加するかどうかを指定します。

    • オン: パラメータおよび関連する値が引数として要求に自動的に追加されます。
    • オフ: ジェネリック XML ペイロード パーサ(または類似のプロトコル)を使用して、引数となる値を選択する必要があります。

    注: 応答側で区切りテキスト データ プロトコルが使用される場合、このチェック ボックスは無効になります。

  5. 次へ]をクリックします。

    名前/値ペアは XML で表されます。 ここで、トランザクションをダブルクリックして、そのトランザクションのコンテンツを表示できます。

  6. 要求側に対する方法と同じ方法で、応答側の区切り文字を設定します。

    処理が完了すると、XML に変換された仮想サービス イメージとペイロードを参照できます。

詳細情報:

ジェネリック XML ペイロード パーサ データ プロトコル