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Total Number of Incidents モジュール

計算期間内に受信されたイベントの数をカウントします。 カウントを行う必要があるどのタイプのイベントでもこのモジュールで使用することができます。 たとえば、計算期間中にオープンされたインシデント数をカウントする必要がある場合は、Open イベントに対して登録を行います。 期間中にクローズされたインシデントの数をカウントする必要がある場合は、登録は Closed のイベントに対して行います。 計算式は、イベントの ID という名前のフィールドのみを使用します。 そのため、この値フィールドを持つ任意のイベントがカウントに使用できます。

計算での前提

モジュール インターフェース

パラメータを以下の表に示します。

名前

説明

WhatToCalculate

期間の最後の最終出力を決定します。

Debug

デバッグ モードであるかどうかを決定します。

モジュール依存関係

含まれるモジュールを以下の表に示します。

名前

説明

Log Library (LL)

拡張ログ機能のライブラリ。

Time Counter Library (TCL)

エンティティ時間カウンタの追跡に使用するライブラリです。

Aggregation Library (AL)

一般的な計算の実行に使用されるライブラリ。

Parameter Kernel Library (PKL)

モジュール パラメータの検証および入力関連のライブラリ。

Parameters Overlay - Basic Action Library (POBAL)

一部の一般的なパラメータの検証および入力関連のライブラリ。

Callback Kernel Library (CKL)

コールバック機能を有効にするライブラリ。

Quick Metric Filtering (QM)

クイック メトリック機能で必要となるフィルタリング モジュール。

Quick Metric Mapping (QM)

クイック メトリック機能で必要となるマッピング モジュール。

モジュール計算(WhatToCalculate パラメータ)

COUNT - 選択したイベント タイプに応じて簡易的なエントリのカウントを行います。

イベント登録

イベント タイプの登録はカウント対象のイベントに合わせて行います。このときイベント タイプは ID の値フィールドを持っている必要があります。

たとえば、任意の優先度でオープンしているイベントをカウントするには、登録を Incident - Open イベント タイプに対して行います。