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Incident Management Business ビジネス ロジック モジュール

以下のセクションでは、ヘルプデスク サービスに共通のメトリックで使用される汎用のビジネス ロジック モジュールについて説明します。 これらのルールはインシデント管理、問題管理および変更管理のメトリックでの計算に適用されます。

インシデント管理モジュールの計算は、一定のインシデント ライフ サイクルに基づいて行われます。 インシデントのライフ サイクルは、1 つのインシデントが受け取るさまざまなステータスに反映されます。

以下の表にインシデント ステータス、各インシデント ステータスの意味、および計算結果への影響の一覧を示します。 インシデント ライフ サイクルは問題と変更の両方に適用されます。

チケット ステータス

説明

Open

インシデントのライフサイクル中で 1 回生成されます。作成されるのはチケットがヘルプデスク システム最初に登録されたときです。

Reopen

Closed ステータスになった後にのみ 1 回生成できます。 再オープン イベントは計算では新規インシデントと見なされます。

InProcess

インシデントのライフ サイクルで 1 回生成されます。 チケットの作業が開始された時に生成され、実際に誰かが解決のために調査および作業を行っている状態です。

Pending

顧客からの返答や情報を待つ、またはサプライヤやその他依存しているサードパーティから機器を待つといったような、合計解決期間には含まれないと見なされるような何らかのアクティビティ状況が開始したときに生成されます。 1 つのインシデントで複数回生成することが可能です。 インシデントの保留状態の時間を終了するには、再度 InProcess イベントを受け取る必要があります。

Resolved

インシデントのライフ サイクルで 1 回生成されます。 インシデントの解決策が提供され、顧客に伝えられた時に生成されます。

Closed

インシデントのライフ サイクルで 1 回生成されます。

もしインシデントで優先度が変更されている場合は、Close イベントが変更日にトリガされ、新しい優先度を持つ Open イベントがトリガされる必要があります。

Incident Management イベント タイプ

以下の Incident Management イベント タイプは、管理対象の各インシデントのインシデント ライフ サイクル中でのインシデントのステータスを表しています。

Change Management イベント タイプ

Change Management イベント タイプは、管理対象の各変更のライフ サイクル中での変更リクエストのステータスを表しています。

Problem Management イベント タイプ

以下の Problem Management イベント タイプは、管理対象の各問題のライフ サイクル中での問題のステータスを表しています。

Incident/Change/Problem イベント タイプの構成

以下の表に示すように、インシデント イベントの構成はすべて同一です。

#

名前

フィールド タイプ

フィールドの説明

計算に必要

1

ID

文字列

インシデントの ID

はい

2

Priority

文字列

使用できる優先度レベルは 3 つあります。

いいえ

3

Customer

文字列

顧客 ID

いいえ

4

Service

文字列

サービス ID

いいえ

5

LocationName

文字列

複数サイト環境での場所の名前

いいえ

以下のサービス ドメインがこのイベント構成を利用します。