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基準パラメータの構成

Success Calculations モジュールでは、フィルタ基準および成功基準という、基準を定義する 2 つのパラメータがあります。 これらのパラメータの構成は同一です。

現在のイベント詳細(イベント ハンドラからの eventDetails パラメータ)を使用して関数が呼び出され、処理中のイベントの詳細について成功テストが実行されます。 このテーブル パラメータには、現在のイベントを成功と見なすかどうかを判断するのに必要な情報がすべて含まれています。

戻り値は、計算結果に基づいて true または false のいずれかが返されます。

このテーブル内にエントリが存在しない場合は、エントリがすべて成功であると見なされることになります。

成功基準は単一または複数のフィールドを特定の値と比較するか、または評価式との一致を評価することで判定されます。 複数の基準行は、ユーザが定義する論理関係に基づいて組み合わされます。

たとえば、フィールドの結果が 3 から 6 の間であるイベントを成功イベントと定義している場合、2 つの基準行を and 論理演算子で組み合わせて以下のように問い合わせが行われます。

result > 3 and result < 6

テーブルの形式を以下に示します。

行番号

引数 1

オペレータ

引数 2

行の論理関係

1

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルのフィールドは以下のとおりです。

Success Calculation モジュール インターフェース

パラメータを以下の表に示します。

名前

説明

IgnoreTimeslots

(オプション、文字列 [True/False]) - タイムスロット期間外に発生するイベントを処理するかどうかを指定します。

Debug

(オプション、文字列 [True/False]) - ログにデバッグ コメントを出力するかどうかを指定します。

AggregationType

(オプション、文字列 [SUCCESSCOUNT,PERCENTOFSUCCESS]) - 成功率を算出するか成功したエントリの数を算出するかを指定します。

SuccessCriteria

(必須、テーブル) - イベントの成功または失敗を判定する方法を定義します。

FilteringCriteria

(オプション、テーブル) - イベントを処理の対象とするか対象外とするかを判定する方法を定義します。

EventIdFieldName

(オプション、文字列) - 繰り返しイベントを認識するためのイベント ID として使用するフィールドの名前です。

モジュール依存関係

含まれるモジュールを以下の表に示します。

名前

説明

Log Library (LL)

拡張ログ機能のライブラリ。

Parameters Kernel Library (PKL)

モジュール パラメータの検証および入力関連のライブラリ。

Aggregation Library (AL)

一般的な計算の実行に使用されるライブラリ。

Callback Kernel Library (CKL)

コールバック機能を有効にするライブラリ。

Parameters Overlay - Basic Actions Library (POBAL)

特定のパラメータ ローディング関数が含まれるライブラリで、実際の情報のロード用に Parameters Kernel Library をコールします。

Distinct Entity Library (DEL)

指定したエンティティがすでに参照済みかどうかをコール元に通知するためのライブラリです。

Filtering Criteria Evaluation Library (FCEL)

ユーザの設定に従ってイベントのフィルタリングを行うためのライブラリです。

Success Criteria Evaluation Library (SCEL)

現在のイベントを成功とみなすか失敗とみなすかを判定するためのライブラリです。