Success Calculations モジュールの一般的な機能を以下に示します。
Success Calculations モジュールには、動作設定に使用されるパラメータのセットがあります。
すべてのパラメータにはデフォルト値があり、パラメータがメトリック内に定義されていない場合、このデフォルト値が使われます。 これにより、モジュールでサポートされているパラメータすべてについての設定を作成しなくても、デフォルトの設定で動作する簡易的なメトリックを作成することができます。
ユーザは簡易的な比較方法を定義することができます。 そのような比較方法では不十分で、モジュールの柔軟性を最大限に利用したい場合は、複雑な評価式を使用してモジュールの動作を設定することもできます。
Success Calculations モジュールではフィルタリングがサポートされます。 これには FilteringCriteria という名前のオプションのテーブル パラメータを使用します。このパラメータでユーザは何らかの基準コード(たとえばフィールド X が 3 と等しいなど)を記述することが可能で、この基準に満たないイベントはすべて除外され、モジュールの処理対象になりません。 テーブル パラメータの詳細な構成は「基準パラメータ構成」に説明されています。 メトリックでこのパラメータが指定されていない場合は、すべての受信イベントが処理されます。
Success Calculations モジュールでは処理対象を一意に識別することができます。 これは、メトリックがフィールド ID を含むパラメータを提供することができることを意味します。 モジュールがフィールド名の値が同一であるイベントを同一期間中に受け取った場合、それらのイベントの 1 番目のもののみが処理されます。 このパラメータを指定しないか、パラメータに何も指定されていない場合、イベントはすべて処理されます。
Success Calculations モジュールは、パラメータの設定値に応じてタイムスロットを考慮または無視することができます。 これには IgnoreTimeslots という名前のオプションのパラメータを使用します。 このパラメータの値が Yes であれば、モジュールはタイムスロット期間外に受け取ったイベントをすべて無視します。 このパラメータが No であるかパラメータが定義されていなければ、メトリックはイベントをすべて処理します。
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