以下のデータは、Enterprise Manager をホストするマシンだけではなく、インスツルメントされたメソッドをもつ各マシンを対象にしてレポートされます。
サポータビリティ メトリック
サポータビリティ メトリックは、監視しているアプリケーションではなく、Enterprise Manager に関する情報を表示します。 Investigator ツリーでは、以下の下に表示されます。
Custom Metric Host (Virtual)
Custom Metric Process (Virtual)
Custom Metric Agent (Virtual)(SuperDomain)
このレベルの下にサポータビリティ メトリックが、以下の階層で表示されます。 これらのメトリックの一部の定義が、このリストに続いています。
また、「GC ヒープ メトリック]および「GC 監視メトリック」で説明されているメモリ関連のメトリックも確認します。
エージェントには、以下の階層があります。
<ホスト名>
<プロセス名>
<エージェント名>
<プロセス名> および <エージェント名> は IntroscopeAgent.profile 内で設定可能です。
各 <エージェント名> に対して、以下のメトリックを利用できます。
メトリックのクランプの詳細については、「クランプされるトランザクション」を参照してください。
<エージェント名> | Transaction Tracing Events Per Interval
間隔ごと、エージェントごとのトランザクション追跡イベントの総数。
<エージェント名> | Transaction Tracing Events Limit Exceeded
特定の間隔において introscope.enterprisemanager.agent.trace.limit プロパティで定義されたクランプ限界値を超えた回数。 このメトリックはエージェントごとに表示されます。
注: introscope.enterprisemanager.agent.trace.limit プロパティのクランプ限界値は、apm-events-thresholds-config.xml ファイルで定義できます。 apm-events-thresholds-config.xml ファイルは、<EM_Home>¥config ディレクトリ内にあります。
<エージェント名> | Error Snapshot Events Per Interval
間隔ごと、エージェントごとのエラー スナップショット イベントの総数。
<エージェント名>| Error Snapshot Events Limit Exceeded
特定の間隔において introscope.enterprisemanager.agent.error.limit プロパティに定義されたクランプ限界値を超えた回数。 このメトリックはエージェントごとに表示されます。
注: introscope.enterprisemanager.agent.error.limit プロパティのクランプ限界値は、apm-events-thresholds-config.xml ファイルで定義できます。 apm-events-thresholds-config.xml ファイルは、<EM_Home>¥config ディレクトリ内にあります。
Enterprise Manager ノードの下では、以下のサポータビリティ メトリックを利用できます。
データ ストア ノードの下では、以下のメトリックを利用できます。
注: このメトリックの値は JVM ガベージ コレクションの前には正しくない場合があります。 正しい値はガベージ コレクションの後に表示されます。
Enterprise Manager に接続していないシステムでの履歴エージェントの概数をレポートします。 このメトリックの初期値は JVM ガベージ コレクション プロセスに部分的に依存しているため、正しくない場合があります。 正しい値はガベージ コレクションの完了後に表示されます。 このメトリックは、Enterprise Manager にメトリックをレポートしたエージェントの履歴を理解するのに役立ちます。
注: このメトリックの値は JVM ガベージ コレクションの前には正しくない場合があります。 正しい値はガベージ コレクションの後に表示されます。
Enterprise Manager が SmartStor からの期限切れメタデータの削除に要する時間。
Enterprise Manager が SmartStor の期限切れメタデータの検索に要する時間。
以下のメトリックが[Internal]サブノードの下に表示されます。
従属計算機への入力であるメトリックの合計数。 従属計算機は、ほかの計算機が生成するメトリック値を入力に使用します。 この数は、ほかの計算機によって生成されるメトリックだけでなく、従属計算機に与えられたすべてのメトリックを参照します。
非従属計算機への入力であるメトリックの合計数。 非従属計算機は、ほかの計算機が生成するメトリック値を使用しません。 たとえば、エージェントから送られるメトリックなどです。
- 評価されたメトリックの数
すべてのアラートに対して評価されたメトリックの総数。
すべての計算機に対して評価されたメトリックの総数。 このメトリックは、Number of Dependent Calculator Input Metrics と Number of Non Dependent Calculator Input Metrics の合計です。 この数が急増する場合、Enterprise Manager は多くの計算をリアルタイムで実行しています。これにより、CPU リソースに過度の負荷がかかる場合があります。
個々の計算機に対して評価されたメトリックの総数。
注: このメトリックが Investigator に表示されるのは、計算機が定義されている場合に限られます。
- 間隔ごとのコレクション数
- GC 継続時間(ミリ秒)
すべてのアラート アクションを処理するために Enterprise Manager が要した経過時間。
非計算機クエリ ループの完了の待機を含む、現在の作業を完了するための計算機クエリ スレッドの経過時間。 新しい計算機のクエリ処理は、非計算機がクライアントへの送信を完了する、前のすべてのタイム スライスの後に開始します。
タイム スライス内に、Enterprise Manager が非計算機クエリの実行およびすべての要求元クライアントへの送信に要した時間。
すべての計算機クエリが実行された後、Enterprise Manager は非計算機クエリを実行し、要求するすべてのクライアントにその結果を送信します。
非計算機クエリが、タイム スライスを超えて完了するまでの超過待機時間。
クライアントは非計算機クエリ要求を Enterprise Manager に送信し、結果が返されます。 このプロセスがタイム スライス内に終了しない場合、完了するまで続けられます。 このメトリックは、非計算機クエリが、タイム スライスを超えてどれだけの時間延長されたかを示します。
最後のタイム スライス内にデータを送信したすべての接続済みエージェントによって生成される、一意のメトリックの総数。 この数には、履歴メトリックは含まれません。 クランプ設定はこの数に影響しません。
タイム スライス内に、Enterprise Manager がスプール(.spool)ファイルに収集データを書き込むのに要した時間。
タイム スライス内に、Enterprise Manager がスプール(.spool)ファイルに収集データを書き込む準備を行うために要した時間。
管理モジュールの計算機に入力されるメトリックの数。
- メールボックス数
- キュー内のメッセージ
最後のタイム スライス内のすべてのクエリで評価されたメトリックの総数。
収集サイクル間隔での処理を現在待機しているクエリの数。 通常、起動後の値はゼロです。
Harvest Capacity メトリックは、15 秒間のタイム スライスでデータ収集に必要であった時間の割合(%)を表示します。 たとえば、データ収集に 15 秒間かかる場合、このメトリック値は 100 になります。 Investigator は以下の場所にこのメトリックを表示します。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | Health | Harvest Capacity (ms)
Harvest Duration メトリックは(15 秒間のタイム スライスの中で)データ収集にかかった時間をミリ秒単位で示します。 これは通常、Enterprise Manager が現在の作業負荷に対応できているかどうかを判断するうえで有効な指標です。 このメトリックは、Investigator ツリーの以下の場所にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | Tasks | Harvest Duration (ms)
このメトリックの詳細については、「APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
Enterprise Manager が着信データを処理する能力。 このメトリックは、総メトリック能力値を 2 倍して計算します。 たとえば、150,000 個のメトリックが処理待ちのキューにあり、Enterprise Manager が 300,000 個のメトリックを処理している場合、受信データ キャパシティは 25% になります。
このメトリックは、メトリック ブラウザ ツリーの以下の場所にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | Health | Incoming Data Capcity (%)
このメトリックの詳細については、「APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
以下のメトリックはコレクタ メトリックです。
Collector Metrics Received Per Interval メトリックを使用すると、クラスタに含まれるロード メトリックのデータ クエリ量を非常に簡単に測定することができます。 このメトリックは、MOM が 15 秒間隔で受信したコレクタ メトリック データ ポイント(データのクエリも含む)の合計数です。 Collector Metrics Received Per Interval メトリックは、Investigator ツリーの以下の場所にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | MOM | Collector Metrics Received Per Interval
Collector Metrics Received Per Interval メトリックの値が大きい場合、クラスタの能力低下と併せて、MOM がコレクタから読み取るよう要求されているメトリック データが多すぎることを示します。
このメトリックの詳細については、「APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
特定のコレクタのクロック スキューを示します。
すべてのコレクタの非同期クエリの総数。
すべてのコレクタのすべての非同期クエリに必要とされる総時間。
すべてのコレクタの同期クエリの総数。
すべてのコレクタのすべての同期クエリに必要とされる総時間。
すべてのコマンド ライン Workstation から要求された、すべてのコレクタの同期クエリの総数。
Enterprise Manager が処理するライブ メトリックの数が、Enterprise Manager クランプの introscope.enterprisemanager.metrics.live.limit プロパティに指定された最大値より小さいか大きいかを示します。 Enterprise Manager のライブ メトリックの数が指定された限界値より小さい場合、メトリック値は 0 になります。 Enterprise Manager のライブ メトリックの数が指定された限界値より大きい場合、メトリック値は 1 になります。
注: introscope.enterprisemanager.metrics.live.limit プロパティのクランプ限界値は、apm-events-thresholds-config.xml ファイルで定義できます。 apm-events-thresholds-config.xml ファイルは、<EM_Home>¥config ディレクトリ内にあります。
Enterprise Manager が処理するライブ メトリックの数が、Enterprise Manager クランプの introscope.enterprisemanager.metrics.historical.limit プロパティに指定された最大値より小さいか大きいかを示します。 Enterprise Manager のライブ メトリックの数が指定された限界値より小さい場合、メトリック値は 0 になります。 Enterprise Manager のライブ メトリックの数が指定された限界値より大きい場合、メトリック値は 1 になります。
注: introscope.enterprisemanager.metrics.historical.limit プロパティのクランプ限界値は、apm-events-thresholds-config.xml ファイルで定義できます。 apm-events-thresholds-config.xml ファイルは、<EM_Home>¥config ディレクトリ内にあります。
特定の間隔において introscope.enterprisemanager.agent.connection.limit プロパティに定義されたクランプの限界を超えた回数。
注: introscope.enterprisemanager.agent.connection.limit プロパティのクランプ限界値は、apm-events-thresholds-config.xml ファイルで定義できます。 apm-events-thresholds-config.xml ファイルは、<EM_Home>¥config ディレクトリ内にあります。
Enterprise Manager が各間隔で処理するトランザクション追跡などのイベントおよびエラーの総数を示します。
特定の間隔において introscope.enterprisemanager.events.limit プロパティに定義されたクランプの限界を超えた回数。
注: introscope.enterprisemanager.events.limit プロパティのクランプ限界値は、apm-events-thresholds-config.xml ファイルで定義できます。 apm-events-thresholds-config.xml ファイルは、<EM_Home>¥config ディレクトリ内にあります。
Number of Collector Metrics メトリックには、現在クラスタで追跡されているメトリックの総数が表示されます。 Number of Collector Metrics メトリックは、Investigator ツリーの以下の場所にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | MOM | Number of Collector Metrics
このメトリックの詳細については、「APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
SmartStor から取得された、間隔ごとのデータ ポイント数。
Enterprise Manager がクライアントに返した、間隔ごとのデータ ポイント数。
SmartStor から読み取られた、間隔ごとのメトリック数。
Enterprise Manager がクライアントに返した一意のメトリックの数。
Enterprise Manager が特定の CLW または JDBC クエリで取得できる introscope.enterprisemanager.query.datapointlimit プロパティで指定されたメトリック データ ポイントの最大数が超過されたかどうかを示します。 メトリック値は、Enterprise Manager によって返されたメトリック データ ポイントの数が指定した限界値より小さい場合、0 になります。 メトリック値は、Enterprise Manager によって返されたメトリック データ ポイントの数が指定した限界値より大きい場合、1 になります。
注: introscope.enterprisemanager.query.datapointlimit プロパティのクランプ限界値は、IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルで定義できます。 IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルは、<EM_Home>¥config ディレクトリ内にあります。
Enterprise Manager が特定の CLW または JDBC クエリに返すことができる queryintroscope.enterprisemanager.query.returneddatapointlimit プロパティで指定されたメトリック データ ポイントの最大数を超過したかどうかを示します。 メトリック値は、Enterprise Manager によって返されたメトリック データ ポイントの数が指定した限界値より小さい場合、0 になります。 メトリック値は、Enterprise Manager によって返されたメトリック データ ポイントの数が指定した限界値より大きい場合、1 になります。
注: introscope.enterprisemanager.query.returneddatapointlimit プロパティのクランプ限界値は、IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルで定義できます。 IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルは、<EM_Home>¥config ディレクトリ内にあります。
Converting Spool to Data メトリックは、スプールからデータへの変換タスクが実行されているかどうかを追跡します。 このメトリックは、Investigator ツリーの以下の場所にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | Data Store | SmartStor | Tasks | Converting Spool to Data
このメトリックの値が 1 時間につき 10 分を超える間 1 である場合、SmartStor スプール ファイルの再編成に時間がかかり過ぎていることを示します。 このメトリックに関する詳細は、「APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
Enterprise Manager の Overall Capacity (%) メトリックは、消費される Enterprise Manager の処理能力の割合を予測します。 このメトリックは、Investigator ツリーの以下の場所にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager: Overall Capacity (%)
このメトリックに関する詳細は、「APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
SmartStor Capacity (%) メトリックは 15 秒間のタイムスライスで SmartStor 書き込み処理に必要であった時間の割合(%)を示します。15 秒間を 100% とみなします。
このメトリックは、Investigator ツリーの以下の場所にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | Health | SmartStor Capacity (%)
このメトリックおよび SmartStor に関する詳細は、「APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
Heap Capacity (%) メトリックは、GC Heap: In Use Post GC (mb) メトリックに基づいて JVM が現在使用しているヒープの割合によって決まります。
このメトリックに関する詳細は、「APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
Write Duration (ms) メトリックは、SmartStor 書き込み処理にかかる時間をミリ秒で示します。 これは、SmartStor キャパシティ メトリックを整数で表したものです(上記を参照)。 これは、Investigator ツリーの以下の場所にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Data Store | SmartStor | MetaData | Write Duration (ms)
このメトリックは、現在接続されているエージェントの数を表示します。 これは、以下にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | Connections
このメトリックは、Enterprise Manager のメトリック負荷の合計を示します。 これは、以下にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | Connections
Historical Metric Count メトリックは、ライブ状態、または最近アクティブになったエージェント からのメトリックの合計数を示します。 以下の Investigator ツリーにあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)| Agent | Historical Metric Count
Number of Historical Metrics メトリックは、Enterprise Manager がすべてのエージェントで追跡しているメトリックの合計数を表示します。 このメトリックは、Investigator ツリーの以下の場所にあります。
Custom Metric Host (Virtual)| Custom Metric Process (Virtual)| Custom Metric Agent (Virtual)(*SuperDomain*)| Enterprise Manager | Connections | Number of Historical Metrics
このメトリックに関する詳細は、「APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。
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