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アプリケーション問題切り分けマップ メトリック

問題切り分けマップ ツリーの以下のメトリックは、MOM およびコレクタ Enterprise Manager の特定のコンポーネントおよびセグメントの情報を示します。 これらの数値により、アプリケーション問題切り分けマップに関連する Enterprise Manager および APM データベースの使用オーバーヘッドが参照できます。 これらの新しいメトリックは以下のとおりです。

ApplicationTriageMap|TransactionSegmentsReceived

前回の収集期間にエージェントによって記録され、コレクタに送信されたセグメント数の集約。 このメトリックは、前回の収集期間に APM データベースの更新または挿入に費やされた時間を割合で示します。 ただし、収集期間自体に時間は加算されず、APM データベースおよびシステム全体の負荷が示されるのみです。

ApplicationTriageMap|ProcessingTime|TransactionSegment(ms)

前回の収集期間にシステムがトランザクション セグメント情報を記録し、それを Enterprise Manager に送信してデータベースに保存するのにかかった時間(ミリ秒)の集約。 このメトリックはコレクタ Enterprise Manager にのみ適用されます。

ApplicationTriageMap|ProcessingTime|TransactionComponent(ms)

前回の収集期間にシステムがトランザクション コンポーネント情報を記録し、それを Enterprise Manager に送信して APM データベースに保存するのにかかった(ミリ秒)の集約。 このメトリックはコレクタ Enterprise Manager にのみ適用されます。

ApplicationTriageMap|TransactionComponentsReceived

前回の収集期間にエージェントによって記録され、コレクタに送信されたコンポーネント数の集約。 このメトリックは、前回の収集期間に APM データベースの更新または挿入に費やされた時間を割合で示します。

EJB

Enterprise Java Beans (EJB)がアーキテクチャの一部である場合、以下のタイプになります。

これらの各タイプについて、以下の 2 つのメトリックが表示されます。

EJB タイプの下に子ノードとして表示される、各 EJB の実装(クラスまたはメソッド)に関して、Enterprise Manager は 5 つの基本的な CA Introscope® メトリックをレポートします。

詳細:

5 つの基本的な CA Introscope® メトリック

Servlets

サーブレット ノードは、一般的に Enterprise Manager により監視されるアプリケーションにより呼び出される各サーブレットの 5 つの基本メトリックを表示します。

詳細:

5 つの基本的な CA Introscope® メトリック

JDBC

JDBC ノードは一般的に、Enterprise Manager により監視されるアプリケーションにより呼び出される JDBC コールのメトリックを表示します。

Averae Result Processing Time (ms)

クエリの応答が得られるまでの時間の平均をミリ秒で表します。間隔全体にわたり平均が求められます。

Queries Per Second

このクエリが各間隔あたりに発行された回数。

たとえば、JDBC プロトコルを使用して、個々の SQL シリーズのパフォーマンスを監視するように、エージェントを設定できます。 メトリック パスは、以下のようになります。

*スーパードメイン* | <ホスト名> | <プロセス名> | <Agent 名> | JDBC | SQL | [動的|静的] | クエリ | <SQL クエリ>

下の図は、実行された各クエリに対してこれらのメトリックがレポートされる方法を示します。

この図は、メトリック ブラウザ ツリーの[JDBC]ノード下の階層を示しています。

Connection Count

間隔ごとの JDBC 接続の数。

Commit Count

エージェントが開始してからのコミット数の累計。

Commits Per Second

15 秒の間の 1 秒ごとのコミット数の平均。

JSP(JAVA サーバ ページ)

Average Response Time (ms)

JVM ですべての JSP が実行する _jspService() メソッドの平均応答時間。 すべての個々の JSP の応答時間の平均が求められて、この値が計算されます。

Responses Per Interval

過去 15 秒間に JVM ですべての JSP が実行した _jspService メソッドで、完了した呼び出しの数。

Average Response Time (ms) by class name

クラス名により識別される JSP の平均応答時間をミリ秒単位で表したもの。 _jspService() メソッドの各呼び出しでの時間が測定され、平均が計算されてこの値が求められます。

Responses Per Interval

直前の 15 秒間にクラス名で識別された JSP _jspService() メソッドで、完了した呼び出しの数。

Responses Per Second

JVM ですべての JSP が実行する _jspService() メソッドが完了するレート。

Responses Per Second by class name

特定のクラス名で識別される JSP の _jspService() メソッドの呼び出しが完了するレート。

Stalled Methods by class name and by method name

_jspService() メソッドの実行を完了するために、定義されたしきい値よりも長い時間がかかる JSP の数。

Concurrent Invocations

_jspService() メソッドを実行中のスレッドの数。

JSP タグ ライブラリ(JSP TagLi)

タグ ライブラリは、カスタム アクションを起動する JSP ページで使用されるカスタム タグの集合です。 カスタム アクションは JSP 仕様向けの 6 つの標準アクションのセットに含まれていない任意のアクションです。 カスタム アクションにより起動されるタスクの例として、データベース、電子メールおよびフロー制御などの外部システムにアクセスするフォーム制御が挙げられます。

以下のメトリックが JSP タグ ライブラリで使用可能です。

JSP IO TagLibrary

RMI(リモート メソッド呼び出し)

リモート メソッド呼び出しは、分散 Java オブジェクトのメソッドの呼び出しです。つまり、複数のホストにある Java オブジェクトです。

以下のメトリックは、RMI クライアントと RMI サーバの両方に使用できます。

データベース メトリック(SQL)

各データベース バックエンドは、以下のメトリックをレポートするように設定できます。

図は、Commits メトリックの平均応答時間の典型的なグラフを示しています。

この図は、メトリック ブラウザ ツリーを示しています。ツリーは展開され、[Dynamic]ノードと[Prepared]ノードの下に各クエリが表示されています。

一定の間隔中にデータベースによって処理された各ステートメントについて、次の 6 つのメトリックがレポートされます。

以下の点に注意してください。

XML(拡張マークアップ言語)

XML メトリックには、以下のタイプがあります。

SAX

XSLT

JAXM

J2EE コネクタ

JTA (Java Transaction API)

JNDI(Java 名前付けおよびディレクトリ インターフェース)

JNDI メトリックには、次のものが含まれます。

JNDI Lookup

JNDI lookupLink

JNDI search

JNDI called metrics

JMS (Java メッセージング サービス)

JMS には、以下の 4 つのサブノードがあります。

以下のメトリックは、上記のどのサブノードの下にも表示可能です。

Java Mail

Java Mail には、以下の 2 つのサブノードがあります。

以下のメトリックは、Send サブノードまたは sendMessage サブノードの下に表示可能です。

CORBA

Struts

Instance Counts

インスタンス数メトリックは、ヒープの特定のクラスのオブジェクト インスタンスの数を測定します。