前のトピック: マルチバイト ビジネス トランザクションの移動次のトピック: CA CEM に関するマルチバイトのトラブルシューティング


マルチバイト トランザクション 監視における考慮事項

これらのセクションでは、マルチバイト トランザクションを監視する場合に考慮すべき状況について説明します。

CA CEM でのマルチバイト サポートの制限

CA CEM マルチバイト サポートには以下の制限があります。

マルチバイト ビジネス トランザクションでのエクスポートの使用

ビジネス トランザクション名に マルチバイト文字が使われている場合、エクスポートされた zip ファイルを参照するには WinZip 11.2 以降を使用する必要があります。 WinZip の旧バージョンでは、マルチバイト文字を含むファイル名が、エクスポート ZIP ファイルで正しく表示されません。 これは java.util.zip クラスと WinZip の間の非互換性の問題です。

詳細については、「ビジネス トランザクション定義のエクスポートおよびインポート」を参照してください。

マルチバイト ビジネス トランザクションでの CSV で保存の使用

ビジネス トランザクション定義にマルチバイト文字が含まれる場合、エクスポートされた CSV ファイルは、Excel で直接開くことができません。 まずファイルを保存してから Excel に(テキストからのデータとして)インポートする必要があります。

詳細については「トランザクション定義の管理」を参照してください。

マルチバイト トランザクションでの正規表現の使用

CA CEM は正規表現におけるマルチバイトをサポートしますが、以下に注意してください。

注: 文字の値は 16 ビットであっても、Web アプリケーションで使用される多言語テキストの文字エンコードの多くは、文字列のシリアライゼーションのために様々なバイト数になることがあります。 オフセットの検索に正規表現を使用する場合は、オフセットは文字数であり、バイト数ではない点に注意してください。

詳細については、「CA CEM での正規表現」を参照してください。

マルチバイト ビジネス トランザクションでのオフセットの使用

ユーザとセッションの識別パラメータにオフセットを使用する必要がある場合は、オフセットは文字数であり、バイト数ではない点に注意してください。 多言語テキストの文字エンコードの場合は、文字列のシリアライゼーションのために様々なバイト数になることがあります。

詳細については、「オフセットと長さの例」を参照してください。

マルチバイト アプリケーションでの自動トランザクション検出の使用

自動トランザクション検出を使用するとき、文字エンコードの割り当ては、使用するテンプレートを介して行います。ビジネス アプリケーションはテンプレートで設定します。

自動トランザクション検出は、検出された各トランザクションの文字エンコードを検証しません。 アプリケーションのトランザクションに一致するテンプレートを作成しないと、割り当てられたビジネス アプリケーションに一致しない文字エンコードのトランザクションが検出される可能性があります。

詳細については、「トランザクションの自動検出」を参照してください。

このような失敗をした場合、発生するエラーには以下のようなものがあります。

この状況を修正するには、ビジネス トランザクションを、正しい文字エンコードを持つビジネス サービス/アプリケーションに移動させます。 詳細については、「マルチバイト ビジネス トランザクションの移動」を参照してください。

また、ビジネス トランザクションのエクスポートとインポートも使用できます。 詳細については、「マルチバイト ビジネス トランザクションでのエクスポートの使用」を参照してください。

マルチバイト アプリケーションでの HTTP アナライザ プラグインの使用

マルチバイト データを処理するプラグインを作成する場合は、以下に注意してください。