ここでは、マルチバイト トランザクション監視に関して発生しうる問題、およびその解決方法について説明します。
症状：
マルチバイト文字が表示されるべき所に「文字化け」した文字が表示される。
解決方法：
適切なフォントおよび文字エンコードがコンピュータにインストール済みかどうか確認します。 「CA CEM でマルチバイトを使用する前に」を参照してください。
症状：
自動トランザクション検出で有効なトランザクションが検出されません。
解決方法：
テンプレートが正しい文字エンコードで設定されていることを確認します。
「トランザクションの自動検出」を参照してください。
症状：
自動トランザクション検出で有効なトランザクションが検出されますが、UTF-8 に設定されているデフォルト ビジネス アプリケーションに割り当てられています。
解決方法：
検出されたトランザクションを、正しい文字エンコードのビジネス アプリケーションに移動させます。
「マルチバイト ビジネス トランザクションの移動」を参照してください。
症状：
TIM ログに iconv エラーが含まれています。 エラーは以下のように始まります。
**Error: Unicode: iconv: cannot convert ...
解決方法：
ビジネス アプリケーションが正しい文字エンコードで設定されていることを確認します。
「マルチバイト文字用のアプリケーションの設定」を参照してください。
症状：
以前は正常に動作していたトランザクションの UI が「文字化け」して表示されます。
解決方法：
CEM 管理者が誤って文字エンコードを変更しなかったかどうか確認します （ビジネス アプリケーションで文字エンコードを変更することは可能ですが、推奨されません）。
症状：
正常に表示されるトランザクションと、「文字化け」して表示されるトランザクションがあります。
解決方法：
ビジネス アプリケーション コンテンツの文字エンコードは 1 つであると想定されています。
症状：
トランザクション シグネチャをビジネス サービスにプロモートできません。
解決方法：
ビジネス サービスが適切なビジネス アプリケーションに関連付けられ、ビジネス アプリケーションには一致する文字エンコードがあることを確認します。
症状：
トランザクションがトランザクション定義と一致しません。
解決方法：
多言語テキストの場合は、文字列のシリアライゼーションのためにさまざまなバイト数になることがあります。 オフセットの検索に正規表現を使用する場合は、オフセットは文字数であり、バイト数ではない点に注意してください。
症状：
記録の文字エンコードは US-ASCII （またはその他）ですが、デフォルトの文字エンコードは ISO-8859-1 です。
解決方法：
TIM は記録中に Content-Type タイプ ヘッダを読み取り、トランザクションの文字エンコードを特定します （これはエラーではありません）。
症状：
必要な文字エンコードが、ビジネス アプリケーションの選択リストにありません。
解決方法：
現在サポートされていない文字エンコードが必要な場合は、CA Technologies 担当者にお問い合わせください。
症状：
TIM ログに 16 進数の文字が含まれ、読み取れません。
解決方法：
TIM ログにマルチバイト文字が表示されています。これは想定された動作であり、エラーではありません。
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