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トランザクション定義の管理

CA CEM システムのパフォーマンスを最適化するために、トランザクション定義を管理できます。 どのビジネス トランザクションが最近実行され、またどれが潜在的に古くなっているかを把握する必要があります。 重複しているまたは古いトランザクション定義を除去することによって、CA CEM のパフォーマンスを改善できます。

この機能を使用すると、ビジネス トランザクションに関連のあるパターンおよび使用パターンを分析できます。 カンマ区切り値(CSV)ファイルにユーザのビジネス トランザクションに関するデータをエクスポートすることによって、これを実行します。

以下のデータを使用できます。

以下の値がファイルに書き込まれます。

合計キャプチャ数および前回キャプチャ日は、最終完了時間まで正確です。

合計キャプチャ数は、最初にトランザクションが定義された後から数えられます。 または、トランザクションが Wily CEM 4.5 より前に定義されていた場合、合計キャプチャ数は Wily CEM 4.5 以降にアップグレードされた後から数えられます。

ビジネス トランザクション データを含む CSV ファイルを作成する方法

  1. [管理] - [ビジネス サービス]を選択します。
  2. トランザクション統計が必要な 1 つ以上のビジネス サービスを選択します。
  3. [CSV で保存]をクリックします。

    [CSV で保存]をクリックして、ビジネス トランザクション キャプチャ統計をカンマ区切りファイルにエクスポートします。

  4. CSV ファイルを保存するか開きます。

    Microsoft Excel は、このデータの表示や並べ替えに適したアプリケーションです。

注: ビジネス トランザクションにマルチバイト文字を使用したファイル名が含まれている場合、CSV ファイルには名前が正しく表示されません。 これは、Windows のデフォルト コードページが UTF-8 をサポートしていないためです。

詳細については、「マルチバイト トランザクションの監視」を参照してください。

使用例: TIM のパフォーマンス

CSV ファイルを開き、有効なビジネス トランザクションの前回のキャプチャ日を確認します。 それらは、長期間キャプチャされていない古いトランザクションまたはビジネス トランザクションですか? 古いトランザクションまたはビジネス トランザクションの場合、それらを無効にするが、削除することができるかどうかを検討してください。

発生しないビジネス トランザクションを含めると、TIM 上に必要のない負荷が発生します。 TIM のパフォーマンスに否定的な影響がある場合があります。

使用例: トラブルシューティング

予期せず、トランザクションの監視が停止されました。 CSV ファイルを確認してください。 Web アプリケーションを監視しているアプリケーションが変更されましたか? または、そのトランザクションは変更されましたか? 変更された場合、誰によって変更されましたか? 変更は前回のキャプチャ日付と関連付けられていますか? 代わりに、別のトランザクションがキャプチャされていますか? 他のトランザクションには前回のキャプチャ日に関連付けられた作成日がありますか?

トランザクションを新たに記録したトランザクションで置換する場合は、「既存のビジネス トランザクション定義の置換」を参照してください。

使用状況: トランザクション統計

トランザクションに関する独自のグラフおよびレポートを作成するには、CSV ファイル内のデータを使用します。 たとえば、表計算アプリケーションに作成されたこの図は、ビジネス トランザクションに対するキャプチャ合計数を描画しています。

CEM からエクスポートされた CSV ファイルのデータを使用してスプレッドシート アプリケーションで作成された棒グラフの例。