トランザクションの管理 › ビジネス トランザクション定義のエクスポートおよびインポート

ビジネス トランザクション定義のエクスポートおよびインポート

1 つの CA CEM システムから 1 つ以上のビジネス トランザクション定義をエクスポートし、別のシステムにインポートすることが必要な場合があります。

• 例 1： テスト環境でビジネス トランザクション定義の作成および確認を行い、実稼働環境にトランザクション定義を移動する。
• 例 2： ユーザの実稼働環境に特定のビジネス トランザクション定義に関する問題があるので、 その問題の診断や修正を行うために、テスト環境にビジネス トランザクションを移動する。

ビジネス トランザクションは、それらを（ZIP ファイルに）エクスポートし、ファイルを別の環境にインポートすることによって移動できます。

ビジネス トランザクション定義をエクスポートする方法

1. ［管理］ - ［ビジネス サービス］を選択します。
2. ビジネス サービスを選択し、エクスポートするビジネス トランザクションを 1 つ以上選択します。
3. ［エクスポート］をクリックし、ファイルを保存します。

注： ビジネス トランザクションにマルチバイト文字を使用したファイル名が含まれている場合、WinZip 11.2 以降を使用する必要があります。 WinZip の旧バージョンでは、マルチバイト文字を含むファイル名が、エクスポート ZIP ファイルで正しく表示されません。 これは java.util.zip クラスと WinZip の間の非互換性の問題です。

詳細については、「マルチバイト トランザクションの監視」を参照してください。

ビジネス トランザクション定義をインポートする方法

1. ［管理］ - ［ビジネス サービス］を選択します。
2. ビジネス トランザクション定義を追加するビジネス サービスを選択します。

   ビジネス サービスが存在しない場合は作成します。

3. ［インポート］をクリックします。
4. ［ファイルをインポート］フィールドで ZIP ファイル名を参照します。
5. ［インポート］をクリックします。

   ビジネス サービスおよび確認メッセージが表示されます。

6. インポートされたビジネス トランザクションの監視を開始するには、それらを有効に設定し（まだ有効に設定されていない場合）、監視を同期します。

   詳細については、「トランザクション監視の有効化」および「TIM、エージェント、WebView および Workstation への同期」を参照してください。

ビジネス トランザクション定義のエクスポートおよびインポートに関するその他の情報

• インポートの要件

  ビジネス トランザクションをインポートするには、少なくとも 1 つの識別トランザクション、1 つの識別コンポーネント、1 つのパラメータ、および必要な障害定義が必要です。

• 同じ名前を使用したインポート

  既存のビジネス トランザクション定義と同じ名前のビジネス トランザクション定義をインポートする場合、CA CEM では、新しいビジネス トランザクション定義の名前に番号が追加されます。 たとえば、Login という名前のビジネス トランザクション定義がすでに存在する場合、CA CEM では新しい定義の名前が Login(2) になります。

• 有効な定義のインポート

  エクスポートされたビジネス トランザクション定義に対して監視が有効な場合、インポートされた定義に対しても監視が有効になります。 この監視が同期されるまで、監視は開始されません。

• 応答ベースのトランザクションのインポートおよびエクスポート
  • 応答ベースのトランザクションをエクスポートする場合、CA CEM は、関連する要求ベースのトランザクションをすべて含めます。
  • 必要に応じて、応答ベースのトランザクションをエクスポートせずに、要求ベースのトランザクションをエクスポートすることもできます。
  • 応答ベースのトランザクションのみをインポートすることはできません。
  • インポートされた要求ベースのトランザクション定義から、応答ベースのトランザクション定義を定義できます。これは、要求ベースのトランザクションが CA APM 9.5 より前のリリースで作成されたものである場合も同様です。