[概要]ページには、クライアント サブネットまたは特定のサーバに関連するデータが表示されます。 この情報には、APM WebView、Investigator、[メトリック ブラウザ]タブ、[Networks]ノードまたは[Server]ノード、クライアント サブネットまたは特定のサーバ、[概要]タブからアクセスできます。
デフォルトでは、以下のメトリックは無効です。
これらのメトリックを有効にするには、ADA プロパティ ファイルで com.wily.apm.adaconnector.ada_enhancedmetrics_enabled1=<true|false> プロパティを使用します。 このプロパティ ファイルの詳細については、「CA APM を Application Delivery Analysis に接続する方法」のシナリオを参照してください。
[概要]ページには、以下の情報が表示されます。
ステータス
CA Application Delivery Analysis によって計算された指定したタイム フレーム(デフォルト ビューはライブ データ用)の各クライアント サブネット/サーバの稼働状況ステータス。 Enterprise Manager/MOM は CA Application Delivery Analysis 稼働状況ステータス データを取得し、Workstation 内の対応する数値を表示します。 2 つのシステム間のデータ マッピングについては、以下のテーブルを参照してください。
|
CA Application Delivery Analysis ステータス |
WebView ステータス値 |
|---|---|
|
利用不可 |
4 |
|
超過 |
3 |
|
低下 |
2 |
|
正常 |
1 |
|
未評価 |
0 |
|
なし |
-1 (対応するクライアント サブネット/サーバは Enterprise Manager にレポートしていません) |
データ転送時間 (ミリ秒)
データ転送時間は、最初の応答(サーバ応答時間の終了)からその要求で送信された最後のパケットまでに測定された、完全なアプリケーション応答を転送するのにかかった時間を測定します。 応答時間は、アプリケーションの設計、サーバのパフォーマンス、またはネットワークによって影響を受けることがあります。 TCP ウィンドウに収まるデータよりも多い送信データがある場合、初期サーバ応答時間を除外し、ネットワーク ラウンド トリップ時間のみを含みます。
ネットワーク往復時間 (ミリ秒)
ネットワーク ラウンド トリップ時間は、パケットがネットワーク上のサーバとクライアント間を移動するのにかかった時間を測定します(損失は除く)。 アプリケーション、サーバ、およびクライアントの処理時間は除外されます。
再送遅延 (ミリ秒)
再送遅延は、元のパケット送信から最後の重複したパケット送信までの経過時間を測定します。 再送遅延は、再送パケットだけではなく、計測値全体の平均としてレポートされます。 10 個のパケットで構成される 1 セットのうちの 1 つのパケットが 300 ミリ秒の再送信時間を必要とする場合、再送遅延は 30 ミリ秒(300 ミリ秒/10 個のパケット)としてレポートされます。
サーバ応答時間 (ミリ秒)
サーバ応答時間は、サーバが初期応答をクライアント要求に対して送信するのにかかった時間または初期のサーバ「待ち時間」を測定します。サーバ応答時間の増加は通常、CPU、メモリ、ディスク、I/O などのサーバ リソースの不足、アプリケーションの不具合、または多層アプリケーション内の層のパフォーマンスの不足を示します。
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