ADA がネットワークおよびサーバの稼働状況を計算する方法

CA Application Delivery Analysis は、TCP トランザクションを観測し、以下の計算を行って、ネットワーク/サーバの稼働状況を評価します。

• アプリケーションと通信する各クライアント ネットワークのネットワーク メトリック。 ネットワーク メトリックの 5 分間平均がしきい値を超え、かつ CA Application Delivery Analysis がメトリックを最小回数のみ観測した場合、CA Application Delivery Analysis は、クライアント ネットワークの対応する 5 分間隔を「低下」または「超過」と評価し、ネットワーク インシデントを作成します。
• アプリケーションをホストする各サーバのサーバ メトリック。 サーバ メトリックの 5 分間平均がしきい値を超え、かつ CA Application Delivery Analysis がメトリックを最小回数のみ観測した場合、CA Application Delivery Analysis は、サーバの対応する 5 分間隔を「低下」または「超過」と評価し、サーバ インシデントを作成します。

パフォーマンス データを評価するために、CA Application Delivery Analysis 管理コンソールは、2 営業日全体のデータを収集する必要があります。 GMT の午前零時から次の午前零時までを 1 営業日として数えます。 たとえば、CA Application Delivery Analysis 管理コンソールがサーバ ポートとクライアント ネットワークとの間の TCP セッションのデータ収集を米国標準時の月曜日午後 3 時 30 分に開始した場合、米国標準時の水曜日午後 7 時（GMT の午前零時）まで、CA Application Delivery Analysis はそのネットワークのアプリケーションのパフォーマンスを評価できません。 CA Application Delivery Analysis 管理コンソールが 2 営業日全体のデータを収集していない場合、CA Application Delivery Analysis はサーバ ポートとクライアント ネットワークとの間の TCP セッションを「未評価」と分類します。