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Windows 2008 ファイラ アプライアンスの PV ドライバのアップグレード
以下の手順では、/system_ms:Filer_Windows08 アプライアンスをアップグレードするプロセスについて説明します。
以下の手順に従います。
- 管理者として、既存の Windows 2008 ファイラ クラスのロックを解除します。3t class unlock /system_ms:Filer_Windows08
- 新規アプリケーションを作成し、エディタで開きます。 system_ms カタログから Filer_Windows08 インスタンスをキャンバスにドラッグし、クラス インスタンスをブランチ化します。
- 以下のようにシングルトンの境界を変更します。
- プレースホルダ ボリュームとして使用する、ntfs08 タイプで、サイズが 50 MB のボリュームを 2 つ作成します。 シングルトン インスタンスを設定し、作成したボリュームを使用するよう、src および dst プレースホルダ ボリュームを設定します。
- シングルトン インスタンスを設定し、以下のプロパティ値を設定します。
- mode = manual
- debug_options = sshd=1 no_op=1(debug_options プロパティの値は、変数 = 値の組み合わせがスペースによって分離されたリストとなっています)
- アプリケーションを保存し開始します。
- 3tshell から実行中のシングルトンに ssh でログインし、以下を行います。
- 新しい管理者パスワードを設定します(例: net user administrator newpwd)。
- ipconfig /all | grep 'DHCP Server' を実行し、内部インターフェースの DHCP サーバ IP アドレスをメモしておきます。
- cd/ を実行し、その後 wget と上記の IP アドレスを使用して、グリッド コントローラから現在の TurboGate PV ドライバ インストーラを取得します(例: wget http://ip-address:8080/download/TurboGate-Tools-Setup-V3.0.1.exe)。
- chmod 755 *.exe
- シングルトンのグラフィック コンソールを開き、Administrator としてログインします。
- コマンド シェルを使用して、C:¥Program Files¥Halsign TurboGate¥uninst.exe を実行します。 プログラムの削除中に、OS はブルー スクリーンになります。
- --debug オプションを使用してアプリケーションを再起動し、シングルトンのグラフィック コンソールを開いて、Administrator としてログインします。最初のアンインストールが完了しなかった場合は、再度アンインストーラを実行します。 今回は、BSOD(死のブルー スクリーン)は発生しません。 プロンプトが表示されても、再起動はしないでください。
- --debug オプションを使用してアプリケーションを再起動します。
- シングルトンのグラフィック コンソールを開き、Administrator としてログインします。
- コマンド シェルを使用して、v3.0.1 TurboGate PV ドライバをインストールします。 プロンプトが表示されても、再起動はしないでください。 PV ドライバ インストーラを削除します。
- --debug オプションを使用してアプリケーションを再起動します。
- シングルトンのグラフィック コンソールを開き、Administrator としてログインします。 必要に応じて、PV ドライバのインストールを完了します。 Windows Server 2008 では、通常、新しいデバイスがすべて認識されてインストールされ、その後、再起動するかどうかをたずねるポップアップがデスクトップに表示されるまで待機します([後で再起動]を選択してください)。
- gkservice という名前のサービスを無効にします。 このサービスは PV ドライバと共にインストールされますが、そのアプライアンスに関連する仮想ネットワーク インターフェースが複数ある場合は、開始されません。 このサービスを無効にしても、PV ドライバの性能には影響しません。
- --debug オプションを使用してアプリケーションを再起動します(前の再起動がタイムアウトするのを待つ必要がある可能性があります)。 起動がうまく行かない場合、PV ドライバを Windows Server 2008 のいずれかのバージョンにインストールしようとしていて、元のアプライアンスが、有効なディスクを含むよう、正しく準備されていなかった可能性が最も高いと思われます。 その場合は以下の手順に従います。
- シングルトンのグラフィック コンソールを開き、Administrator としてログインします。 コマンド シェルで diskpart を起動します。 オフラインとなっている各ディスクに対して、次のコマンドを実行します。
- sel disk #(適切な番号を使用してください)
- online disk
- attr disk remove read-only(この属性は設定できない場合があり、そのため、失敗は無視されます)
- --debug オプションを使用してアプリケーションを再起動します。
- 3tshell からシングルトンへ ssh でログインし、以下を実行します。
- rm -f /*.exe
- 複雑な管理者パスワードを新たに設定します(例: net user administrator a3893hf092jfww.^JDFoi8hfwehohgw)。
- 終了して、ssh で実行中のシングルトンに戻ります。
- rm -f ~/.bash_history
- exit
- アプリケーションを停止します。
- インフラストラクチャ エディタで、ユーザ カタログにシングルトンをドラッグします。
- 管理者として、以下のコマンドを実行します。
3t class destroy /system_ms:Filer_Windows08 --force
(既存のクラスを保存する必要がある場合は、そのクラスを移動します)。
3t class move /user:Filer_Windows08 /system_ms:Filer_Windows08
3t class lock /system_ms:Filer_Windows08
- アプリケーションを破棄します。
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