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Windows IIS Web サーバ アプライアンスの PV ドライバのアップグレード

以下の手順では、/system_ms:IIS08S を例に、Windows IIS アプライアンスをアップグレードするプロセスについて説明します。

以下の手順に従います。

  1. 新規アプリケーションを作成し、インフラストラクチャ エディタで開きます。
  2. system_ms カタログから IIS08S アプライアンスのインスタンスをキャンバスにドラッグし、クラス インスタンスをブランチ化します。
  3. 以下のようにシングルトンの境界を変更します。
  4. プレースホルダ ボリューム用として、タイプ ntfs08 (Windows Server 2003 ベース アプライアンスの場合は ntfs03)、サイズ 50 MB の十分なボリュームを作成します。
  5. シングルトン インスタンスを設定し、作成したボリュームを使用するようプレースホルダ ボリュームを設定します。
  6. アプリケーションを保存した後、--debug オプションを使用して起動します。 アプライアンスが Windows Server 2008 ベースで、合計 4 つのボリュームを使用するよう準備されていない場合は、アプライアンスの起動が失敗する場合があります。 そのため、--debug オプションを使用します。 この場合のアプライアンス起動の失敗は無視される場合があります。
  7. アプリケーションを保存し開始します。
  8. 3tshell から実行中のシングルトンに ssh でログインし、以下を行います。
  9. シングルトンのグラフィック コンソールを開き、Administrator としてログインします。
  10. コントロール パネルを使用して、既存のバージョン 2.0 TurboGate PV ドライバを削除します。 プログラムの削除中に、OS はブルー スクリーンになります。
  11. --debug オプションを使用してアプリケーションを再起動し、このシングルトンのグラフィック コンソールを開き、Administrator としてログインして、再度既存のバージョン 2.0 TurboGate PV ドライバを削除します。 今回は、BSOD(死のブルー スクリーン)は発生しません。 プロンプトが表示されても、再起動はしないでください。
  12. --debug オプションを使用してアプリケーションを再起動します。
  13. シングルトンのグラフィック コンソールを開き、Administrator としてログインします。
  14. Windows エクスプローラ内でインストーラをダブルクリックし、v3.0.1 TurboGate PV ドライバをインストールします。 プロンプトが表示されても、再起動はしないでください。 PV ドライバ インストーラを削除し、ごみ箱を空にします。
  15. --debug オプションを使用してアプリケーションを再起動します。
  16. シングルトンのグラフィック コンソールを開き、Administrator としてログインします。 必要に応じて、PV ドライバのインストールを完了します(ハードウェア セットアップ ウィザードを最後までクリックしていくなど)。 Windows Server 2003 では、通常、各仮想ネットワーク インターフェースの新しいハードウェアの検出ウィザードを実行します。[いいえ、今回は接続しません]-[次へ]-[ソフトウェアを自動でインストールする]-[次へ]-[続行]-[完了]の順にクリックします。 Windows Server 2008 では、通常、新しいデバイスがすべて認識されてインストールされ、その後、再起動するかどうかをたずねるポップアップがデスクトップに表示されるまで待機します([後で再起動]を選択してください)。
  17. gkservice という名前のサービスを無効にします。 このサービスは PV ドライバと共にインストールされますが、そのアプライアンスに関連する仮想ネットワーク インターフェースが複数ある場合は、開始されません。 このサービスを無効にしても、PV ドライバの性能には影響しません。
  18. --debug オプションを使用してアプリケーションを再起動します(前の再起動がタイムアウトするのを待つ必要がある可能性があります)。 正常に起動しない場合は、PV ドライバを Windows Server 2008 にインストールしており、元のアプライアンスがプレースホルダ ボリュームを含めるように正しく準備されていないことが最も考えられます。 その場合は以下の手順に従います。
  19. 3tshell からシングルトンへ ssh でログインし、以下を実行します。
  20. アプリケーションを停止します。 インフラストラクチャ エディタで、ユーザ カタログにシングルトンをドラッグします。
  21. 3Tshell で以下のコマンドを実行します。
    class destroy /system_ms:IIS08S --force 
    

    (既存のクラスを保存する必要がある場合は、そのクラスを移動します)。

    class move /user:IIS08S /system_ms:IIS08S 
    
  22. アプリケーションを破棄します。