通知方法の定義時に[ファイルに書き込む]オプションを選択すると、すべての基本環境と属性変数がテキスト ファイルに書き込まれます。このファイルは、通知方法スクリプトまたはプログラムの実行前に閉じられます。 この通知ファイルは、連絡先に対する通知方法が呼び出されるたびに書き込まれます。これは、ほかの方法では取得できない関連情報を通知スクリプトに渡す、便利な機能です。
通知ファイルの完全パスは、通知方法のプロセスで使用できるNX_NTF_FILENAME環境変数で設定されます。 ファイル名は、通知方法を定義するときに[通知方法]フィールドに入力した値の終わりにも追加されます。 たとえば、[通知方法]に「pdm_perl –w mymethod.pl」と入力すると、実際のプロセスでは「pdm_perl –w mymethod.pl unique_notification_file_name」が実行されます。
重要: 管理者は通知ファイルをクリーンアップすることができます。 大量の通知を使用するサイトでは、1 日に何千もの通知ファイルが作成されることになるため、ファイルをクリーンアップすることは非常に重要です。 ファイルは、標準の一時ディレクトリ(WindowsではTEMP、UNIXではTMP)に置かれます。 通知方法のスクリプトまたはプログラムの終了時に、ファイルを削除するという方法もあります。
通知ファイルは、複数のセクションに分割された標準テキスト ファイルです。 各行には属性/値ペアまたはセクション マーカが記述されています。 各通知ファイルには以下に説明するような 3 つのセクションがあります。 セクションは、後ろに改行のある「-----」で始まります。
案件に関する情報を提供します。
変更要求に関する情報を提供します。
リクエストに関する情報を提供します。
受信者に関する情報を提供します。
基本の環境変数から得られるものと同じ情報を提供します。
注: 実際に、チケットおよび受信者のセクション名は、そのセクションの属性のオブジェクト名です。 任意のオブジェクトのすべての属性名の詳細については、CA SDM の「テクニカル リファレンス ガイド」を参照してください。
各セクションには、属性/値ペアの行が数行含まれ、それぞれが対応するオブジェクトの属性を表します。 これらの行の形式と意味についての詳細は、このセクションの「属性変数」に記載されています。
属性値の改行は、通知ファイルの新しい行として再現されます。 通知方法プロセスでは、NX_NTF およびセクション マーカーで開始する属性または値の行のみを使用することができます。 通知方法プロセスで通知ファイルを使用する前に、サンプル ファイルを生成してそのコンテンツを確認します。
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