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Perl スクリプトの使用

ほとんどの通知方法では、実行可能ファイルまたはシェル スクリプトを呼び出して環境変数を読み取り、メッセージを送信します。 このアクションは、ほとんどの UNIX サーバでは問題なく動作しますが、Windows サーバでは環境変数の読み取りで問題が発生します。

Windowsでの環境の問題は、Perlスクリプトを使用して解決できます。 CA SDM には、すぐに使用できる、pdm_perl という Perl インタープリタが含まれています。 pdm_perlを使用して通知方法として呼び出されたPerlスクリプトでは、環境変数を確実に取得できます。 Perlスクリプトは環境変数値を読み取ってフォーマットし、ポケットベルの呼び出しや電子メールの送信など、ほかの通知を続けて処理します。

Windows ベースのサーバの場合は、launchit ユーティリティの使用を検討します。 このユーティリティには、適切な環境変数を設定し、コマンド プロンプトに似たシェル環境でスクリプトやプログラムを呼び出す機能があります。

たとえば、ここで説明している複数の環境変数を読み取る read_env.plというPerlスクリプトを作成するとします。この場合は、[通知方法の詳細]ウィンドウの[通知方法]フィールドに以下のように入力して、そのスクリプトを通知用に呼び出すことができます。

pdm_perl script_path/read_env.pl

この通知方法は Perl インタープリタを起動し、read_env.pl スクリプトの命令を実行します。