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変更管理プロセス定義の動作のしくみ

依頼者が変更管理プロセス定義を使用するカテゴリで変更要求を保存すると、変更管理プロセス定義が自動的に呼び出されます。

以下の手順は、CA SDM で変更管理プロセス定義がどのように動作するかを示しています。

  1. 依頼者は、以下の情報を含む変更要求を開いて保存します。
    依頼者

    変更要求を開いたユーザを識別します。

    変更カテゴリ

    変更要求カテゴリを識別します。

    タイプ

    変更要求のタイプ(標準、正常、緊急など)を識別します。 このタイプをワークフロー プロセスの一部として更新することもできます。

    概要/説明

    変更要求の理由について説明します。

    スケジュール開始日

    開始日を識別します。

    期間

    変更の予定期間を指定します。

    CI

    影響を受ける CI を少なくとも 1 つ識別します。

    変更管理プロセス定義が起動します。 依頼者は、リスク評価調査を実行するように求める電子メール通知を受信します。

  2. 依頼者は、変更要求をレビューし、変更要求によるサーバ、アプリケーション、およびユーザへの影響について説明するリスク評価調査を実行します。

    変更管理プロセス定義によって回答が分析されます。これによって、リスクが判定され、変更要求が適切なプロセス パスに従っていることが保証されます。 依頼者は、競合および影響度分析を実行するように求める電子メール通知を受信します。

  3. 競合および影響度分析では、依頼者がスケジュールの競合をチェックし、CI に対する変更要求の影響を分析します。

    依頼者は、変更分析を実行するように求める電子メール通知を受信します。

  4. 変更分析では、依頼者が変更のタイプ、変更の理由、ビジネスへの影響、および変更の全体的な影響を識別してサブミットします。

    変更マネージャは、変更要求を承認するように求める電子メール通知を受信します。 変更要求が高リスクである場合は、CAB グループも通知を受信します。

  5. 変更マネージャは、変更分析をレビューし、レビューに関するコメントを入力します。 変更マネージャは、変更要求を承認するか、拒否するか、または不完全としてマークします。

    これに合わせて[変更要求の詳細]ページが更新され、以下のいずれかのアクションが実行されます。

  6. 実装グループのメンバーは、承認された変更要求に関して実装の開始を確認し、変更を実装します。

    変更要求の[ステータス]-[実装中]が表示されます。

  7. 実装マネージャは、作業が完了すると、変更結果の詳細について説明するために実装後レビュー(PIR)を実行します。

    CA Workflow によって変更要求が閉じられます。 変更要求の[クローズ コード]と[ステータス]-[実装済み]が表示されます。