簡易サービスの作成

このシナリオは、主に事前定義済みサービスオプショングループおよびフォームをコピーし、コピーされたオブジェクトをカスタマイズすることにより、サービス設計マネージャが簡易サービスを作成する方法を示します。この方法でサービスを作成すると、サービスを構成するオブジェクトを作成および設定するよりも効率的です。このシナリオをモデルとして使用して、同様の技術を使用する簡易サービスを作成できます。

このシナリオでは、ユーザの組織内のフィールドサービスグループの新入社員の手続きに焦点を当てます。ただし、このシナリオの原則はすべてのサービスに適用されます。新入社員の手続き以外のユースケースについては、作成するサービスに最もよく一致するサービスをカタログで検索します。たとえば、Reservation Manager を使用して、仮想マシンを予約するサービスを作成するには、「予約サービス」フォルダ内のサービスを確認します。同様に、ハードウェアを注文するサービスを作成するには、「IT サポートサービス」フォルダ内の［新規のハードウェアの調達］サービスを確認します。

このシナリオ内の事前定義済みサービスは、［新入社員の手続き］という名前の簡易オンプレミスエンタープライズサービスです。これは、フィールドサービスグループ用に同様のサービスを作成するために使用します。このシナリオでは、自動的に選択される（デフォルト）オプションを必要に応じて設定して、ユーザが工数や入力をほとんど、またはまったく行うことなくサービスをリクエストできるようにします。この方法で簡易サービスを作成すると、特にモバイルデバイスからのリクエストをサブミットするユーザに関して、ユーザエラーが減少し、効率が向上します。

注：サービスデザインマネージャは、通常 CA Service Catalog で、サービス提供管理者、サービスマネージャ、またはカタログ管理者のうちから 1 つ以上のロールを持ちます。

サービスカタログ管理者は、事前定義済みサービスからオブジェクトをコピーしてカスタマイズすることにより、簡易サービスを作成できます

簡易サービス作成するには、以下の手順に従います。