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IMAP テスト

IMAP テストは、ユーザ アカウントにログインして IMAP サーバからメッセージをダウンロードするのにかかる時間をモニタリングします。 IMAP プロトコルでは、SEARCH コマンドを使ったメールボックスの選択的なフィルタと検索が可能です。

オプションと引数

IMAP テストには、以下のテスト固有のオプションと引数が必要です。

これらのオプションと引数は、テストを作成または変更するときに指定します。

この例を使って、imapserver.yourdomain にある IMAPuser アカウントのすべてのメッセージを 300 秒に 1 回ダウンロードし、ダウンロード後のメッセージを削除するテストを作成します。 このテストは、レスポンスを受信するまで最大 10 秒間待機し、直前の 7200 秒(2 時間)分のレスポンス時間と可用性の統計値を計算します。

ポリシー内に新しいテストを作成する方法

  1. [テスト モニタ]ツールバーの[+](新規)をクリックします。

    [新規テスト]ペインが表示されます。

  2. [テスト タイプ]リストから[IMAP]を選択します。
  3. [説明]フィールドに「IMAP_Test」を指定します。
  4. [テスト名]フィールドに「Test IMAP Service」を指定します。
  5. [テスト間隔]フィールドに「300」を指定します。
  6. [テスト タイムアウト]フィールドに「10」を指定します。
  7. [間隔当たりのサンプル数]フィールドに「1」を指定します。
  8. [統計ウィンドウ]フィールドに「7200」を指定します。
  9. [IMAP サーバ]フィールドに「imapserver.yourdomain」と入力します。
  10. [IMAP ポート]フィールドで、デフォルトの 143 をそのまま使用します。
  11. [ユーザ名]フィールドに「IMAPuser@server.domain」と入力します。
  12. [パスワード]フィールドに「IMAP123」と入力します。
  13. [ダウンロード]フィールドで、[すべてのメッセージをダウンロード]を選択します。
  14. [ダウンロードしたメッセージの削除]を選択します。
  15. その他すべてのフィールドで、デフォルトを受け入れます。
  16. [テストの保存]をクリックします。

変更をコミットすると、SRM によって以下のようなエントリが svcrsp.cf ファイルに追加されます。

{
index=60 
type=imap
desc="IMAP_Test." 
dest="imapserver.yourdomain.com:143" 
args="download=Download All Messages&delete=true"
username="IMAPuser@server.domain" 
encoded=yes 
password="c4nrxzw" 
interval=300 
samples=1 
timeout=10 
window=7200 
tos=0 
limit=0 
status=active 
name="Test IMAP Service"
class=""
context=""
flags="1"
loglevel=1
}

IMAP テストの実行時に発生する可能性があるエラーについては、「IMAP テストのエラー コード」を参照してください。